2018年6月1日金曜日

舞台観劇『ヘンリー五世』

 ゼミ生のKです。先日、相澤先生とゼミ生三人で新国立劇場にて、ウィリアム・シェイクスピア作の『ヘンリー五世』を観劇してきました。私は初めて新国立劇場へ行きました。正直な感想としては、オシャレで高貴な雰囲気に溢れているように感じ、少し館内に入るのを躊躇うほどでした。

終演後にぱちり。
    歴史劇の内容を簡単に説明します。『ヘンリー五世』は、イギリスとフランスの権威をかけた戦争のお話でした。主人公のハル王子が、兵士達をまとめ上げフランスに勝利を収める姿は、まさに英雄だと感じます。

    私は観劇初体験でありました。そんな私の率直な感想を書いていきたいと思います。

    まず、劇が始まって20分程経つまでは、セリフが飛んでしまったり、言葉を噛んでしまったりしたらどうするのだろう、というくだらないことを考えていました。しかし、セリフの一つ一つに迫力のある演技が続く中で、そんなことは忘れ、みるみるうちに圧倒されていきました。

    また、劇中で、フランスの貴族、イギリスの貴族、フランスのために戦う市民(兵隊)、また戦場の様子など、それぞれの場面展開がとても上手くて驚き、そして感動しました。大きく舞台セットを変えることなく、観ている私たちに臨場感を感じさせられることはすごいと思いました。

私には想像できない程の周到な準備を重ねてきたからなのだろうと思い、改めて感動しました。とても価値のある体験だと感じました。ありがとうございました。