2020年2月29日土曜日

パリでの研修(Kさん編その2)

《5日目》自由行動の1日目でした。
この日は相澤先生とゼミ生のAさんとコルマール、ストラスブールへ遠出をしました。コルマールはあるジブリ映画のモデルになったと言われている小さな町で、旧市街地の景色に憧れ、行くことになりました。木造のカラフルな建物がとても綺麗でした。

コルマールの街並




ストラスブールの夕焼け



ストラスブールはフランス北東部のバ=ラン県の県庁所在地です。ここではロシア正教を案内していただいたエカテリーナさんとそのお母さんと一緒に市街を観光しました。
ストラスブールは第二次世界大戦中、ドイツ領にされたりとフランス領なったりと、支配者が転々としたこと、地理的にドイツに近いこともあり、ドイツの文化が残っています。パリとはまた違う雰囲気を感じることが出来ました。街並みがとても綺麗で、またいつか絶対ここに来たいと思いました。

《6日目》2月14日は自由行動2日目で、ゼミ生全員でディズニーランドパリに行きました。

《7日目》15日はフランスの移民博物館を見学しました。そこではいつ頃からフランスに移民が訪れ出したかや生活や教育、仕事などの分野に別れて展示がされていました。
そこでは様々国の文化を持つ人がどのようにフランスの文化と融合していったかなどが書かれていました。日本もこれからどんどん多様性や多文化理解の力が必要になると思うので、勉強になりました。

8日目16日は最終日です。朝マルシェを散歩した後に相澤先生のお知り合いの日本文化や日本語に興味のあるカトリーヌさんとランチをしながら、フランスやパリの疑問に思ったことなどを質問させていただきました。
私は以前から気になっていた、フランス人のストライキに関することを質問しました。カトリーヌさんによると、ストライキでどんなに大変な目にあっても、世界で一番最初に手に入れたストライキの権利を手放すわけにはいかないと話していました。しかし、全ての人がストライキに賛成しているというわけではないとも話していました。日本ではストライキというものがほとんどないこと、また日本で見るニュースとは違っていたので、とても勉強になりました。また、フランスでは最近、エコに関する関心がすごく高まっているという話も聞きました。そのためゴミの分別を細かくしたり、大量消費をしない社会になって来ていると聞きました。

このあとシャルル・ド・ゴール空港へ行き、韓国を経由して日本時間の17日の夕方に成田空港へ帰って来ました。

パリに行って日本との違いを1番に感じた所は、人々がとてもマイペースに過ごしているという点です。鉄道の駅では急いだり走っている人はいません。スーパーのレジで人が並んでいても、チケット売り場が行列でも店員はあまり急がずマイペースです。
信号は歩行者が赤信号でも車がこなければ普通に横断します。このマイペースなところが、様々な人々が暮らす多様性、多文化社会なのではないかと思います。みんなそれぞれ自分がルールだというところです。

もうひとつ私が興味を持ったのは、最終日カトリーヌさんの話にもあったようにフランスでは最近エコとても力を入れているという点です。フランスではスーパーなどでは袋は常に有料でマイバッグを持ってる人が多く、またペットボトルではなくマイボトルの人が多いように感じました。これを見て、私は小さい事だけどこのような小さなこと積み重ねがエコ繋がると思い見習いたいと思いました。

今回のフランス研修では日本では体験することの出来ない異文化を感じることが出来ました。私は特にお店に入る時やバスに乗る時に必ずBonjourと言い、なにかしてもらったら小さなことでも必ずmerciと言う、この挨拶の文化がとても好きになりました。
また、フランスの多様性も感じることが出来ました。

今回のフランス研修を相澤先生と7人のゼミ生で行くことが出来て本当によかったです。ありがとうございました。

2020年2月28日金曜日

パリでの研修(Kさん編その1)

私たちは2/9~2/17にかけて海外ゼミ研修としてフランス、パリに行きました。

当初の予定ではフランス現地時間の9日の夜フランスに到着する予定でした。しかし経由地の韓国からフランスへの便が天候のため12時間遅延していたため、到着が12時間も遅れてしまいました。韓国で12時間も時間があったため、空港で韓国料理を食べました。到着は遅れてしまいましたが、本場の味を体験出来て良かったです。

《2日目》朝、フランス、パリ=シャルル・ド・ゴール空港に到着し、ホテルに向かいました。その日はパリ市内で使える交通費ICカードのナヴィゴを全員で作りました。このカードは日本のSuicaやPASMOと同じチャージ式のカードで、私たちはパリ市内の地下鉄やバスで1週間乗り放題のパスを購入しました。
フランスは日本に比べて物価は高いですが、交通費は比較的に安くて驚きました。
さっそくそのパスを使用して、エッフェル塔凱旋門、再建中のノートルダム大聖堂を遠くから観光しました。
パリの街を歩いてみて、ゴミ箱はあるのに道路がゴミだらけだったり、犬のフンが頻繁に落ちているので、思ったより道路が汚いと感じました。その一方、顔を上げると美しい街並みがどこまでも続いていて、歩くだけでとてもワクワクしました。

《3日目》パリのモスクを見学し、モスク併設カフェに行きました。モスクはパリの雰囲気とは全く違い、中東の国にいるような感覚になりました。この写真のような幾何学模様の壁が続いており、鮮やかなタイルがとても綺麗でした。そのあと、モスク併設のカフェで甘いミントティーを飲みました。少しどろりとしていてとても甘く、私は不思議な味だと思いましたが、美味しかったです。
モスク内
甘いミントティー
ホロコースト記念館の建物。
ユダヤ教を表す六芒星が使用されています。
そのあと、パリ大学寮の中を歩きました。そして、ホロコースト記念館に行きました。事前学習としてゼミ研修前にゼミ生でヨーロッパのホロコーストについ
て学びました。その中でフランスはどのような表現をしているのか、気になりました。記念館の外側の壁には戦時中フランス人でユダヤ人を救った人の名前が記されていました。
中に入ると、ずらりと亡くなった人の名前が書かれた壁がありました。中は写真や当時ユダヤ人が着ていた洋服、収容所での服などが展示されていました。フランス人がどのようなことをしたのかがハッキリと書かれており、自分たちのやったことをしっかりと学ぶ文化があると感じました。




そのあとはロシア正教を見学しました。相澤先生のお友達のエカテリーナさんにお話を聞きました。カトリックなどの協会とは違い、イコンが沢山ありました。
ロシア革命以降、フランスには沢山のロシアからの移民が訪れており、パリには沢山のロシアにルーツを持つフランス人がいると、教えていただきました。その人たちにとっても、この新しくできたロシア正教は大切なものなのだと思いました。写真は内部の写真で、まだ仮の姿で、白い壁に直接沢山の絵が書かれるそうです。

この日はフランスの文化だけではなくイスラム教、ロシア正教、ユダヤなど様々な文化に触れることが出来たのでフランスの多様性をたくさん感じることが出来ました。


ロシア正教会内部
4日目、2月12日はルーブル美術館、エッフェル塔に行きました。
ルーブル美術館ではちょうどレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催されており、見学することができました。最初は一点一点しっかりと見ていたのですが、広すぎて全てを見きれないことに途中で気が付き、美術を眺めなら散歩をするような形で廻りました。それでもルーブル美術館の4分の1程しか回ることができないほど広く、知識として広いことは知っていましたが、実感することが出来ました。
そのあとエッフェル塔に行き、最上階まで上りパリの街並みを眺めました。夜だったため、パリの夜景を見ることが出来ました。東京よりも区画整理が綺麗で道がまっすぐなところ、高い建物がないため景色が一望できて本当に綺麗でした。パリに来れてよかったとこのとき思いました。

2020年2月27日木曜日

パリでの研修(Hさん編)

ゼミ生のHです。先日、お気に入りのアーティストのライブに行ってきました。数年ファンとして応援をしてきましたが、やはりライブに行くと冷めかけていた熱が再燃してきていいものですねw  ライブ会場では今流行りのコロナウイルス感染予防のため、至るところにアルコール除菌液が置いてありました。感染しないために手洗いうがいなど日々心がけて下さい。

 さて、今回はゼミ研修についてのブログです。場所はなんと、、、花の都パリ!死ぬまでには行きたいと思っていました。2/9〜2/17までの9日間の研修でした。「多様性」を発見することを目的に研修を行いました。

まずは初日、2/9出発の日。これがもう最悪のスタートでした。韓国、仁川経由パリ行きの予定でしたが、天候が悪く仁川からパリ行きの便がまさかの12時間の遅延ではないですか!12時間の間、仁川空港の中で食事をしたり、睡眠をとったり各々時間を過ごしました。

2日目の早朝、ようやくパリに到着です。お風呂に入り、少し休憩した後、navigoと呼ばれるSuicaに似た交通パスを一週間分買いに行きました。これがすごい便利なんです!パリ中の電車は一週間乗り放題!この日は凱旋門、エッフェル塔、ホテル近くのスーパーに行きパリの街並みを見て回りました。


モスク内
3日目はモスク、植物園、大学寮、ホロコースト記念館、ロシア正教会に行きました。イスラム教の礼拝堂であるモスクは礼拝する広場には見学することを許されませんでした。建物からは中東を想起させるような外観をしていました。柱や壁のタイルには決まって円を描いた模様が施されていました。中庭もとてもきれいに整備されており見てるだけでも楽しめる場所でした。モスクから離れるときに寄ったカフェで飲んだミントティーが甘すぎたのには驚きました。植物園はとても広く、隣接してる建物には図書館があり、彫刻が大きく外観からは図書館とは想像できない造りになっていました。その後行った大学寮はこれもまた広い大きいの一言。各国のイメージを連想させるような見た目をしていました。日本をイメージした建物は旅館のような見た目でひなまつりと書かれた色紙が置いてありました。

ホロコースト記念館では、第二次世界大戦時のユダヤ人迫害のなか、フランス人がユダヤ人を守ろうとした人々を称えた石碑や展示を見て授業で読んだ『ホロコースト』の裏側をまなびました。ロシア正教会は新設されたばかりで綺麗は建物でした。教会とは思えない見た目で中も見事なイコンの数々。白い面の壁が多かったのですが、これから様々なイコンが描かれていくそうです。壁に描かれたイコンは特殊なインクを使ってるので約300年ほどは消えないそうです。そのあとは短い時間でしたが、自由時間で好きな時間を過ごして終わりました。

サモトラケのニケ
4日目はルーブル美術館に朝から行きました。実は意外と楽しみにいてたんです。何を隠そう、私はあのニケの熱烈なファンなのです!そのニケを見るためだけと言っても過言はありません。ルーブル美術館が待ち遠しかった、、、。最初ダヴィンチ展を見て周り、最後の晩餐やモナリザにx線を当てた展示を見てダヴィンチの凄さを目の当たりにしました。人も多くその人気にも驚きでした。その後待ちに待ったニケとの対面です。美しいの一言です。それ以外に言うならば力強さですね。腕と頭がない彫刻ですが、翼が綺麗に広がっており、私には見えない腕と頭が見えてくるような気さえしました。勝利の女神と呼ばれるにはふさわしい佇まいを見せてくれ、惚れ惚れとしていました。他にもいろんな展示を見て回りましたが、何せ広いものですから1日では足りません…。ルーブル美術館の後も自由時間でした。ルーブルの正面入り口をまっすぐ出るとそこにはシャンゼリゼ通りがあり凱旋門まで踏破してきました。意外と距離あるんですよw結構くたびれました。そのあとエッフェル塔まで移動して夜景を楽しみホテルへ帰りました。ニケ良かった…w

5日目はヴェルサイユ宮殿に行ってきました。またここも広い大きい…。太陽王ルイ14世が建てたと言われるこの宮殿、贅沢すぎないか?と思いながらも素敵なシャンデリアや彫刻に満足でした。彫刻っていいですねwとにかく一つの宮殿が大きく、寝室、会議室、宴会場など用途に分けた部屋がとにかく贅沢でした。マリーアントワネットの離宮にも訪れたのですが、そこに行くまでには広大な中庭を通って行かなければなりません。これがとにかく大変大変…。20分ほど歩かなければならなかったのは辛かったです。そんなこんなであっという間に1日が終わってしまいました。

6日目はディズニーランドパリに遊びに行きました。私はディズニーが大好きです。日本とは違い1日でディズニーパークとディズニースタジオという2つのパークの行き来が出来る仕様になってました。面積も日本より小さくギュと詰められていました。ビックサンダーマウンテンやスペースマウンテンなど日本でも馴染みのあるアトラクションがあったのですが、中には設定や内容自体が異なるものがありました。ホーンテッドマンションは完全に別物と言ってもいいくらいに違いました。映画をまんまアトラクションにした感じです。ディズニースタジオの方はアベンジャーズ、スターウォーズ、トイストーリーなどと言った作品のアトラクションやショーがありました。フランスにしかないレミーの美味しいレストランのアトラクションは自分がネズミの視点になって進んでいくので途中から酔ってきました。楽しかったのですが、日本のパークの方が余韻が大きく、夢があるように感じたのはここだけの話です。日本とは違うところを探しながら楽しめたのはいい経験でした。ちなみにフランスのディズニーはオーロラ城が建ってます。

7日目移民博物館へ行きました。フランスが難民を受け入れ、移民文化と自国の文化とを融合させていった背景が学べる所です。食が与える影響というものが面白く、クスクスはマグリブと呼ばれる北アフリカが発祥と言われていて、実はフランスの料理ではなかったことには驚きでした。移民博物館の後に私はサン=ジェルマン=デ=プレ教会に行きました。なかの彫刻、イコンは言わずもがなステンドグラスがなんて美しいこと!差し込む光がステンドグラスを通り鮮やかな色を見せてくれました。建物も大きく人がそこそこいたのですが、とても静かで心落ち着く場所でした。パンテオンにも赴き、ビクトルユーゴーなどフランスの偉人が眠っていました。振り子時計の実験を行った場所も残されており、また素晴らしい彫刻がいくつも残っており感激しました。

8日目ついに帰国する日になりました。この日は帰る前に現地の方と話す機会が設けられました。フランスの様々なことを聞くことができました。特に環境問題への意識の高さには見習うべき点が多くありました。環境問題を意識して生活をすると消費という部分に影響があります。特にレジ袋はどこに行っても有料でエコバッグないと結構な値段を取られます。街中にはペットボトル、缶、ビンを捨てるトラッシュボックスが設置されているほどなのでかなり環境問題には意識をしてるように感じました。犬が道路の真ん中で用を足したり街中でタバコを吸うことにはどう思ってるのかは疑問を抱きました…。

フランス研修を振り返って日本よりも美術との距離感がとても近く、敷居がそんなに高くないのかデートスポットや小学生の遠足スポットとしても扱われていました。また、ホロコースト記念館や移民博物館のような自国が通ってきた歴史を記した博物館なども多く学びの機会がいたるところにあるのは素晴らしいと感じました。ただ残念なことに多様性を感じるところがイマイチ発見できなかったのが残念でした。しかし、それでも実りある研修になったと思います。今度は自分のお金でパリに訪れてみようと思います。

2020年2月26日水曜日

パリでの研修(Mさん編)

 ゼミ生のMです。今回は2月9日から2月17日、全体で8日間あったフランス研修についてまとめていきたいと思います。参加者はゼミ生7人と相澤先生の計8人で研修をしました。

1日目
 朝に成田空港へ集合しました。まず韓国のインチョンへ向かおうとしましたが、そこである情報を耳にしました。それは韓国からフランスまでの便が天候の影響で12時間遅延するというもので、また最悪飛ばないかもしれないというものでした。そんな不安を胸にしまいながら成田空港を出発し、インチョンへ到着しました。すると、遅延はするが飛行機は飛ぶということを知りました。そしてインチョンで待った後、なんとかフランス空港へ出発することが出来ました。12時間越えのフライトは初めての経験だったのですが思っていたよりも苦痛ではありませんでした。

凱旋門
2日目
 日本時間午後2時、フランス時間午前6時にフランスの空港に到着しました。空港内は観光客に溢れ、特に中国系の人々が多かったです。預けたスーツケースを受け取り、ホテルまで向かいました。運転手のおじさんは陽気な人で、言葉が通じていなくても話しかけてくれました。ホテルに荷物を置き、駅でnavigoと呼ばれる日本でいうPASMOのようなものを作ったあと、フランスで初めて電車に乗りました。フランスの電車は、日本と席の並びが違い、つり革がなく、ドアも自動ではなく手動で驚きました。また、マスクをしている人がほとんどいませんでした。これは、どの観光地に行っても同じでした。電車に乗り、凱旋門やエッフェル塔、焼けてしまい修復途中のノートルダム大聖堂を見に行きました。雨が降っていたため、ゆっくり見ることが出来ませんでしたが、感動して少し涙が出そうになりました。午後は食事をとったあと、デパートに向かいました。日本とは売っているものはそこまで違わず、まるでCostcoのような感じでした。

3日目
モスク
起床した後、ホテルで朝食をいただきました。朝食ではフランスパンやデニッシュパン、ハムやチーズ、コンフレークをバイキング形式で食べました。
 午前中は、モスクに向かいました。モスクとは、イスラム教の信者ムスリムたちの礼拝堂のことです。モスク内には広場や庭園などがあり、神秘的な雰囲気で人も少なかったため、落ち着いて観光することが出来ました。モスクを訪ねた
ロシア大聖堂
後は、カフェでミントティーをいただきました。続いて電車に乗り、フランスの大学に通う学生さんたちの巨大な学生寮、シテ・ユニバーシティへ行きました。中は公園のように広く、国々によって違う寮が用意されており、見ていて飽きませんでした。ちなみに日本寮は合宿所のような建物でした。その後、先生の友人エカテリーナさんとの約束の時間まで自由時間となり、私たちはパリを一望できるサクレ・クール寺院へ向かいました。そこで初めて、有料のトイレを使うことになってしまいました。フランスではトイレが少なく、気を付けるべきポイントだとそこで改めて思い知らされました。約束の時間の前に少し余裕があったため、ホロコーストに関する資料が展示されている施設へ行きました。文字が読めなくてもその悲惨さが伝わってくる展示品を見て、改めてホロコーストの恐ろしさを知ることができました。約束の時間となり、ロシア大聖堂へ向かいました。ロシア大聖堂は4つの建物で構成されていて、真ん中に大きなカセドラルがあります。カセドラル内部は白い壁に囲まれていて金色の装飾がされていましたが、どうやらこれはまだ工事途中で壁を金色で覆うそうです。エカテリーナさんに歌を歌ってもらいましたがとても素晴らしく聞き惚れてしまいました。その後もエカテリーナさんに色々と質問させてもらったのですが、私が一番印象に残っているのがロシア大聖堂の5つある丸い屋根の淡い銀色のことを月の色と呼んでいたことがすごくいいなと思いました。
エッフェル塔

4日目
エッフェル塔から見た夜景
朝食をとった後、ルーブル美術館へ向かいました。ルーブル美術館は想像よりも広く、絵画や石像だけではなく、天井までもが美しかったです。早朝に行ったおかげで建物内部は空いていましたが、モナ・リザの絵画がある場所には長蛇の列ができていました。ルーブル美術館は建物内部だけではなく、外にも見どころがたくさんあり、これは一日では回り切れないと思わされました。黒人の人に話しかけられ、ミサンガをまさかの値段で売りつけられたことは今となってはいい思い出です。ルーブル美術館のあとの時間は自由行動だったため、徒歩で凱旋門まで向かいました。ルーブル美術館から凱旋門までは一直線でつながっており、途中にオベリスクやシャンゼリゼ通りを見ながら歩きました。思っていたほど遠くはなかったです。凱旋門を見に行ったあとは、エッフェル塔に向かい、エッフェル塔の展望台で夜景を観光しました。展望台から見る夜のパリは幻想的で改めてパリに来てよかったと思えました。

5日目 
 
ベルサイユ宮殿
見渡す限りの庭
フランス研修5日目は自由行動日だったため、男子はベルサイユ宮殿、女子は町並みが美しいコンコールへ向かいました。私たちが向かったベルサイユ宮殿は電車で約30分、都会のようなパリとは違い、どこか懐かしい田舎のような街並みが広がる場所にありました。ベルサイユ宮殿内は煌びやか装飾が施されており、本当にこんな場所で暮らしていたのかと疑うような美しさでした。ベルサイユ宮殿で一番驚いたことは庭の広さです。見渡す限りほとんどが庭で、そのすべてに手入れが行き届いていることも驚きです。広い庭を歩き、次にたどり着いたのはマリー・アントワネットが最も愛した呼ばれる離宮、プチ・トリアノン。ここではフランスのかつての姿が見られるはずだったのですが工事中だったため十二分に堪能することが出来ませんでした。その後、パリで初めてレストランへ行きました。初めは言葉が通じないから大丈夫なのか?と心配でしたが、店員さんが優しく対応してくれたので快適な食事をすることが出来ました。

6日目
 この日も自由行動日だったため、フランスのディズニーランドへ行きました。フランスのディズニーランドは日本のものよりも小さく、余裕をもって回ることが出来ました。ここで気づかされてことがあって、それはフランスの緩さです。開園時間が10時だと予告していたのにそれより早く開園したり、7時に閉演と言っていたのにそこからショーが始まったりと日本だったら怒られそうなことも平然とやってしまうあたり、日本と違うなぁと思わされました。

7日目
サンジェルマン=デ=プレ教会
7日目は全員で移民博物館へ向かい、フランス文化の根底にある移民というものを学びに行きました。建物内は、移民たちの持っていた物や暮らしぶり、どのようにフランスという国に馴染んでいったかということがビデオや音声、展示品などで紹介されていました。自分が印象に残ったのは展示品の中にあった五段ベットです。移民博物館のあとは自由行動となっていたので、サンジェルマン=デ=プレ教会を訪れました。この教会は駅からすぐ近くの場所にあり、入場料も無料でした。中は広く、歴史漂う雰囲気で、ステンドガラスが日の光を浴びて、とても神秘的でいつまでもいたいと思えました。この教会で自分に話しかけてくれたおじさんがいて、
パンテオン内部
全部は理解できませんでしたが所々理解することができました。こういうところにフランスの移民を受け入れた背景を感じました。その後、パンテオンに向かいました。パンテオンの地下には偉大な人々の墓があり、フランスでいう0階、日本でいう1階には様々な建造物があり、神聖な場所になっていました。なんといってもその建物の大きさに驚かされ、どうやって昔の人はこの建物を建てたのだろうと不思議に思いました。お土産屋さんに行くとなぜかあの「星の王子様」のグッズがあり、不思議だったのですが、どうやらフランスのパンテオンには星の王子様の原作者サン=デグジュペリを祀るプレートがあるらしく、見逃していたのでショックです。


8日目 
 フランスにいる最後の日です。午前中に軽く買い物をすまし、日本語を勉強している先生のご友人カトリーヌ夫妻に会いに来ました。その後はカトリーヌ夫妻と一緒に昼食をとりながら、色々と質問をさせていただきました。質問の内容は様々ですが、自分が興味深いと思ったことは、フランス人はあまりファッションにこだわっていないということでした。その理由が、ファッションを追いかけることで新しい服をどんどん買ってしまうことは環境に良くないということでした。日本と比べ、国民一人一人が環境問題を意識していることは素晴らしいなと思いました。その後、ホテルに荷物を取りに行き、空港へ向かい飛行機に乗って帰国(9日目)しました。
 
今回のフランス研修では、最初からトラブル続きでした。大丈夫かなと心配になったときもありましたが、今は無事に帰国出来てホッとしています。今回の研修は、自分の中にあった海外という怖いイメージをきちんと気を付けていれば楽しいというイメージへと変えてくれました。今度は自分だけの力で海外旅行をしてみたいと思います。このような経験をさせてくれた相澤先生、大学には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

2020年2月25日火曜日

パリでの研修(Aさん編)

ゼミ生のAです。私たち相澤ゼミは2月9日から17日まで海外ゼミ研修としてフランスに行きました。

9日の1日目、私たちは朝7時に成田空港に集合し、韓国のインチョンを経由してパリへと行く予定でした。しかしインチョンからフランスへの飛行機が天候が悪いことにより遅延し、もしかしたらそのまま欠航になってしまうというスタート直後からハプニングに襲われました。パリ行きの飛行機がとぶかはわからない状態ではありましたが、行けることに賭け、私たちはとりあえず予定通り飛行機でインチョンへと移動しました。その後、遅延する飛行機がとぶことを祈りながら私たちはインチョンの空港でしばらく待機(お土産を買ったり寝たり)し、予定では12時30分ではあったものの25時頃になんとか飛行機がとび、私たちはパリへと向かうことができました。スタートからトラブルに見舞われたものの、無事パリへと行く方ができてよかったです。

セーヌ川とノートルダム大聖堂
2日目、私たちはパリの時間で朝6時に現地に到着しました。経験のない長いフライトにより多少疲れはあったものの、初めてのパリということでみんな興奮し、たくさんの写真を撮っていました。その後スーツケースを回収して、ホテルへと向かいました。空港内では周りに日本人がいないことと聞こえてくる言語が全く聞き取れないこと、そして移動中は日本とは形の違う家などをたくさん通り過ぎ、漠然とパリに来たんだなと感じました。遅延中の待機時間と長いフライトの疲れを考慮してホテルで少し休憩をとると、パリにいる間の移動を楽にするため交通機関のパスを買いに行きました。そのパスは電車だけでなく一部のバス、リフトなどでも使えるものとなっており、とても便利でパリにいる間は毎日利用していました。その後は電車で移動し凱旋門、エッフェル塔、セーヌ川、そして先日火事により現在復興中のノートルダム大聖堂を見て行きました。以前読んだフランスが舞台の小説(たゆたえども沈まず)ではセーヌ川が何度か登場していて、そのため研修でセーヌ川は絶対に見たいと思っていたので、天候のせいか濁ってはいたものの実際に見ることができて嬉しかったです。予想以上に幅が広くて驚きました。

一通り観光地を回った後はスーパーに行き、利用方法を先生から教わり夕飯を買いました。フランスではビニール袋は基本もらえないシステムとなっているので、先生とゼミ生が持ってきたエコバックがさっそく活躍しました。惣菜、ハムなどを買いホテルに戻り、その日の夜は先生とゼミ生全員で夕飯を食べました。パテと呼ばれるフランスでは一般的な惣菜が、私にとっては新鮮でとても美味しかったです。

3日目、ホテルのバイキングで各自朝食をとりました。パンは毎日フランスパン、クロワッサン、チョコデニッシュの3種類が出されていましたがどれも美味しく、私は特にフランスパンが気に入りました。飛行機のフライト時間が短かったならぜひ買ってお土産として持ち帰りたかったです。朝食を食べた後はモスクを見学へ行きました。中はとても神聖な雰囲気で、自然と口数が減りました。壁や床はどこを見ても何かしらの細工が施されたり模様があったりして、見ていてとても楽しかったです。私は特に扉や窓のガラスが綺麗で好きだなと思いました。

モスク内
モスク見学を終えた後は、そこからすぐ近くの北アフリカ風のカフェへ行きました。いつもはとても混んでいるそうですが、私たちが行った時は偶然すいていて、すぐに入ることができました。そこではテアラマントティーというミントティーを飲み、少しの間足を休めました。甘味が強かったものの、いつも飲む紅茶などとは全然風味が違く、新鮮で興味深かったです。

カフェを出た後は先生も実際に住んでいた、いろいろな大学に通うたくさんの人が住んでいる学生寮へと行きました。そこは留学生などに合わせて国ごとに外観が違う寮が1棟ずつ建てられていて、さっきまでドイツの建物の隣にいたのに、今横を見たらスウェーデンの建物が建っている、といった不思議な光景を目にすることができました。国が違う者同士のコミュニケーションを取る場を寮という形で作っていて、寮ならばキッチンを使う時、またパーティーを行った時などに楽しく仲良く交流できるしいい方法だなと驚きました。ぜひ日本にも同じようなやり方を取り入れて欲しいと感じました。寮の学食で豆のスープを食べた私たちはその後一度自由行動の時間になったので、有名な観光地のサクレクールに行きました。長い階段をのぼったorリフトで上がった先にあった迫力ある城とそこから眺める景色は格別で、雨が降っていたせいで空はどんよりとしていたものの、遠くまで見通せる景色はとても綺麗でした。

景色を眺めたら自由行動の時間が少し短かったため、急いで移動して先生と合流し、ホロコースト記念碑を見に行きました。ホロコーストについては研修前にそれにまつわる新書を読んでいたので、ある程度の知識を持って勉強することができました。実際に撮られた写真や資料を見て、改めて悲しく痛ましい出来事であったことを確認しました。特にアウシュビッツに行くため自らの足で移動させられた死の行進の距離を図として見た時は漠然となら分かってはいたもののそれは本当に遠く、それも歩かされた先ではそのほとんどが殺されるという、命をなんとも思っていない行為があったという事実を見て悲しくなりました。

ロシア正教会内
ホロコースト記念碑を出た後はロシア正教会に行きました。そこでは先生の友人のエカテリーナさんがガイドをしてくれて、見るだけではなく正しい情報を耳で入れながら学ぶことができました。実際にガイドの仕事をしていた経験があるエカテリーナさんはとてもスムーズな流れで私たちを案内し、最後にはそこで歌われる歌まで披露してくれました。透き通った美しい歌声で、いつまででも聴いていられるなと感動しました。


4日目、電車に乗りルーヴル美術館にやって来ました。朝早くに来たため並ぶ時間は少なく、私たちはすぐに中に入ることができました。ちょうどその時期はレオナルド・ダ・ヴィンチ展をやっている最中で、まず私たちはそちらに向かいました。ダヴィンチ展では絵画だけでなくスケッチや設計図なども様々展示されており、本当に最初から最後まで学びながらずっと楽しむことができました。ダヴィンチ展を出た後は数グループに分かれ、それぞれ個人学習を始めました。私は出来る限りゆっくり1つ1つ見たい派だったため、ゆっくり観賞するグループに属し時間が許す限り楽しみました。ダヴィンチ展の他にもサモトラケのニケ、民衆を導く自由の女神など、そうそう見ることのできない作品をとても身近で見て体感することができて、本当に嬉しかったです。

ルーヴル美術館は研修の中でも特に楽しみにしていたため、フランス研修ができてよかったです。ルーヴル美術館を出た後は自由行動となり、私はシャンゼリゼ通りを歩きながらお土産になりそうなものを見て凱旋門、エッフェル塔を再び見に行きました。何度見ても大きく偉大な建物だなと毎回感じました。




5日目、この日は1日自由行動で、ゼミ生自身がそれぞれ行きたいところを考え過ごしました。私ともう1人の女子のゼミ生は先生と先生の友人のエカテリーナさん、そしてエカテリーナさんのお母さんと共にコルマールへ行きました。コルマールはハウルの動く城の舞台と言われていて、映画で見た通り似たような可愛いらしいカラフルな住宅地が長く続いていました。物語の世界の中にあるような気持ちで道を歩く感覚は、少しわくわくして面白かったです。

コルマールの街並
お昼時にはお腹がすいたためレストランに入ろうということになりましたが、周りは勿論知らない地で店頭に出ている看板も当然フランス語、私にはどのお店でどのようなメニューが取り扱われているのか全く分からず店の良し悪しは見当もつかなかったですが、先生のフランス語力によりいいお店を見つけてもらうことに成功し、結果安い料金で美味しいものを食べることができました。前菜がサラダでメインディッシュはパスタ、デザートはチョコと何かが入った甘いケーキで、どれも美味しかったですが私は前菜が1番美味しく感じました。レストランを出た後は再び探索を再開し、列車の時間になると今度はストラスブールへ向かいました。

ストラスブール大聖堂の大時計
ストラスブールに着くとまずストラスブール大聖堂という建物へ行き、エカテリーナさんの解説を聞きました。そこには月や正座などを用いた古く大きな時計が置かれていて、15分毎に装飾品が動く仕掛けが施されていました。私は今まで宗教に興味を持ったことがありませんでしたが、解説をしてくれたエカテリーナさんとそのお母さんの向き合う姿勢や、そこへお祈りを捧げる人たちを見て、考え方を改めた方がいいのだなと感じました。少なくとも、自分には全く関係のないものと最初から簡単に突っぱねていいものではなかったのだなと思うことができました。

ストラスブール大聖堂を出た後はコルマール同様町の探索をし、歩きながら景色や珍しいものを見て回りました。日が暮れる寸前に見た、ピンク色に輝く夕日は今まで見た景色の中でも断トツで綺麗でした。

6日目、この日も1日自由行動で、私たちはゼミ生全員でパリのディズニーランドに行きました。パリでは日本と違い開演と閉園の時間が日によって違く、きっちりしすぎない適度な緩さが縛られている感覚がなく楽でいいなと感じました。また、パリのディズニーランドは日本に比べとても人の数が少なかったです。インターネットで出来る限り混んでない日を選び来たのですが、それを考慮しても人が日本に比べて本当に少なく、そのおかげで待ち時間も短くたくさんのアトラクションに回ることができました。ホンテッドマンションなど物語が語られながら進むアトラクションも勿論あり、何を言っているのかはさっぱり分かりませんでしたがさすが夢の国で、雰囲気だけでも本当に楽しむことができました。

移民博物館
7日目、朝、移民博物館へ行きました。フランスは特に移民を受け入れている国ですが、その過程で何があったか、またどんな人を受け入れてきたのかなど、たくさんの資料が展示されていました。その中にはフランスにとっていい過去もあれば悪い過去も展示されていて、隠そうとしない姿勢をカッコ良く感じました。19世紀頃から移民を受け入れ始めたフランスは、現在では本当に多種多様な人種の人が住んでいて、数日滞在しただけの私でもそれがここでは当たり前なのだなと何度も感じさせられました。日本でも勿論観光客などで外国人を目にすることはよくあるのですが、私にとってはそれだけで、外国人が日本に住んでいるとは思っていますがその数が多いと感じたことはありません。またこれも私の主観ですが、日本にたくさんの外国人が住めばそれに違和感や抵抗感を感じる人が多くいるのではと思っています。しかし閉鎖的になるのではなくフランスのように外国人、つまり他文化を受け入れ多様性を作ることが今の日本にとって足りないことなのだなと資料を見ながら感じました。

移民博物館を出た後は各自自由行動となり、昼食を食べるため中華街へ行きました。中華街なのだから当然中華料理やその系統のスーパー、ファーストフードの店ばかりが続いていたのですが、その中に偶然日本食の店があり興味から入ってみることにしました。メニューには海鮮丼、焼き鳥、餃子などがあり、私は焼き鳥と餃子のセットを頼みました。焼き鳥は日本とほとんど変わりませんでしたが、餃子は甘い味付けで日本とは少し違いました。どれも美味しかったですが、何よりもセットメニューとして出された味噌汁が1番美味しかったです。その後は夜の夜景も見てみたいということで日が暮れる頃に再びサクレクールへ行きました。途中雨が降ってきましたが、長い階段を上がった先に見えた夜景はキラキラと光っていてとても綺麗でした。

8日目、今日がフランス滞在最後の日ということで、マルシェと呼ばれる市場やスーパーを周り、日本へのお土産を買いに行きました。フランスは日本に比べて物価が高いため、気をつけなければ知らないうちに考えている以上にお金を使ってしまう危険があり、フランスへ来たばかりの頃は中々手が出ませんでした。しかし最終日ともなれば、さすがに何€は何円ほどでこれならば買っても問題ないなどとなんとなく予想できるようなっていたので、来たばかりに比べとてもスムーズに買い物ができるようになりました。午後からは日本語を学んでいる夫婦とカフェで交流しました。先生の通訳の元、ゼミ生がフランス人の環境問題に対する意識について質問したところ、フランス人はエコを強く意識していることが分かりました。例えばファッションならば、新しい服を次々買うのではなく1着1着を大切にし消費量を減らすなど、日本人はあまり意識していないであろうことをフランス人は大切にしているのだなと気づくことができました。

今回のパリ研修を経て、まず日本が優れているなと何度も感じた部分はトイレでした。2日目以降から外を歩いていて気づいたのですが、フランスでは無料の公衆トイレの数は日本に比べてとても少なく、なんなら有料のトイレが利用されていました。後々分かったことですが、日本以外の国では逆に無料の公衆トイレはあまりないもしくは全くないらしく、日本が珍しいそうです。また、ならばスーパーなど店のトイレを利用すればいいとも考えることができますが、レストランやバーならばトイレは利用できましたが、スーパーやデパートではトイレを利用することはできませんでした。無料の公衆トイレが当たり前にあり使えること、そしてほとんど常に掃除も行き届いていることを考えると、日本のそういった点はとても優れているなと感じました。

次に、逆にフランスが優れているなと強く感じた点が、人種関係なく多種多様な人が住んでいるということでした。7日目のところでも書きましたが、日本では観光客としてなら外国人はたくさん日本に訪れていると思いますが、日本に住んでいる外国人の比率はフランスに比べればかなり少ないでしょう。多様性を高める、また日本の深刻な労働力不足を解決するためにも外国人の力は必要不可欠なことだと思っています。なので、今ではもう当たり前のように様々な人種の住むフランスは素晴らしいなと思いました。

行きは12時間、帰りは1時間ほど飛行機が遅延するとスタートからゴールまでハプニングがありましたが、無事にフランス研修ができてよかったです。ありがとうございました。