2021年4月28日水曜日

2021年度前期 第3回:発表の仕方・聴き方と文章の書き方

ゼミ生のKです。緊急事態宣言発令に伴い東京経済大学も今週の授業からオンライン授業へと切り替わり、今回のゼミはオンライン授業1回目でした。今回の授業では、発表の仕方・聞き方と文章の書き方を学びました。

まず発表の仕方では、相手の立場になって物事を考えることやコミュニュケーションを大切にすること、分かりやすく伝えるコツ六つを先生から教えていただきました。

  1. 大きい声ではっきり話す。
  2. ゆっくり話す。
  3. 難しい言葉は使わない。
  4. 相手を見て話す。
  5. 相手が複数いる時は、みんなに視線を配る。
  6. ジェスチャーも活用しよう。

分かりやすく伝えるコツはどれもあたりまえのことでしたが、どれか一つでも疎かになっていると急に相手に伝わらなくなると感じました。全てを頭に入れて発表するのはすごく難しそうですが、出来るようになれば今後一生使える能力になると思います。これから始まる新書発表でしっかりと技術を磨きながら、プレゼンを行う機会には大切にしたいです。

スライドを共有しつつレクチャー

文章の書き方については、基本的なルールを学んだあと、グループごとに別れて例文の書き直しワークを行いました。書き直したものを見ると、どのグループも最初に学んだ基本的なルールを抑えつつ、グループごとの個性が現れていていました。とても面白かったです。文章に正解はないと思います。しかし、何か伝えたいことがあったり、伝えたい内容が凄く大切な内容であれば、読みやすい文章や続きを読みたくなるような文章でないと相手に伝わらないと思います。文章に関しても今後もっと力を付けていきたいです。

今回のゼミでは今後の新書発表で大切な基礎を学びました。しっかりと活かして今後さらにこの力を伸ばしていきたいです。来週から始まる新書発表が楽しみです。

相澤追記:今日の授業とほぼ同内容の動画をYouTubeで公開しています。

発表の仕方・聴き方 / レポートの書き方(基本編) / レポートの書き方(実践編)


2021年4月21日水曜日

2021年度前期 第2回:新書を探してみよう!

経営学部4年の新ゼミ生のIです。

初めての顔合わせから1週間が経ち、再び気持ちの良い水曜日を迎えました。こじんまりした教室にまだまだ交流が浅いゼミメンバーが居ると思うと、少しだけ緊張してしまいます。しかし、キャンパスに再び賑やかさが戻った風景を見ると、教室に向かう足取りは自然と軽くなりました。

相澤ゼミの真の本拠地かもしれない図書館
集まって早々、相澤ゼミの本拠地6号館407教室を飛び出し、相澤先生を先頭に皆で図書館に向かいました。本を読むことが絶対条件の相澤ゼミにとって、むしろ図書館が本拠地なのかもしれないですね。たくさんの本に出会いましょう!

今回は、図書館のグループ学習室で三つの活動を行いました。始めに、相澤先生から「ゼミで紹介する新書の探し方」を教えていただきました。次に、それを踏まえて、ゼミ生が図書館の新書コーナーへ行って実際に新書を探してみました。最後に、グループ学習室に再集合し、一人ひとり選んだ新書の紹介や選んだ理由を話し合うグループワークを行いました。

さらりと「新書の探し方」と書きましたが、早速学ぶことが沢山ありました。本には学術的な意味で『格』があり、その格が学術的な質を担保してくれるのだそうです。ゼミでは一定の水準をクリアしたものを紹介する為、この格を意識する必要があるのです。そこで、本を選ぶときには①出版社➁著者に注目すると良いことを教えてくださったのですが、出版社ごとに扱う本の強みや特徴があるらしいのです。沢山の本を常日頃読まれる相澤先生が、違いがわからない私達ゼミ生にわかりやすく説明してくださいました。また、これまで本の後ろにある著者のプロフィールを確認したことが無かったのですが、学術的な知見を得るには本のテーマと著者の専門と一致しているかを確認する作業が大切なことを教えていただきました。

図書館一階のブックウォールで
相澤先生が選書した「フーコー特集」を開催中です。
少し賢くなったゼミ生は得た知識をもとに新書コーナーへ行き、新書を三冊ピックアップしました。初めての新書選び、意外と難しくてなかなか選ぶのに時間がかかるゼミ生がたくさんいました!その後、グループに分かれて選んだ新書とその理由を紹介し合いました。「人の話を聞いたら必ず質問をする」という、話をする人と話を聞く人の間に存在する気持ちの良いルールを守りました。質問を重ねながら一人ひとりが選んだ本やその理由を知ると、不思議とその人の好みや性格がなんとなく見えてきました!まるで一味違った自己紹介のようで、ゼミ生一人ひとりの理解を深めることができ非常に面白かったです。

2回目の集まりでしたが、前回よりも会話が弾み明るい雰囲気になってきたと感じました。これからのゼミ活動がますます楽しみです。

2021年4月14日水曜日

2021年度前期 第1回:オリエンテーション

  経済学部4年のゼミ生Tです。ついに、2021年度の相澤ゼミが始まりました!新型コロナウイルスは収束しておりませんが、対面で初回授業が行われ、顔合わせができました。

距離を取りつつ、
連絡先を交換中。
 私は2年生の時に、相澤ゼミに所属していたのですが、1年空いてからの相澤ゼミはガラリと変わっていました。1番の違いは、人数です。なんと今年度はゼミ生が14人で、先生を含めて15人で活動していく形になります。大変な面もあるかと思いますが、賑やかになりそうで楽しみです。

 初回の授業はオリエンテーションで、今後の授業の進め方などを相澤先生からきいたあと、3人程のグループに分かれて、ゼミ生同士で自己紹介交流を行いました。

 今年度のゼミはこれまでとは違い、人数が多いので、AとBの2つのグループに7人ずつで分けて授業を進めていくこととなりました。メイン活動である新書報告は、毎週全員が新書を読むことに変わりないのですが、発表グループと書き込みグループに分かれます。Aグループが発表の際は、Bグループはスレッドに書き込む。反対に、Bグループが発表の際は、Aグループがスレッドに書き込むという形で進めていきます。また、課外活動なども、これからあるようなので積極的に参加できたらと思います。

 自己紹介交流は、一人に対して、一人1つ質問をしていく形で行われました。質問をすることは、相手の話を聞いていることと、相手に興味があることを示す重要な行動であるということを相澤先生がおっしゃっていました。私もその通りだと思いました。人と関わる上で、ポジティブなアクションは、とても大切になると思います。話を聞いてくれる人の話を聞きたいし、知ろうとしてくれる人を知りたいのは当然のことかと思うので、まずは自分から質問をしたり声をかけたりして自発的に動けたらとても良いと思いました。

 自己紹介の内容は基本的な情報のほかに「好きなこと」や「新書報告で読みたい本」、「ゼミでどんなことがしたいか」などでした。クラシック音楽が好きなゼミ生や、食べることが好きなゼミ生、走ることが好きなゼミ生など色んな人がいました。全員とは話すことはできませんでしたが、交流を深めることができました。それでも、まだまだお互いを知らないと思うのでゼミ活動を通して知っていきたいと思います。

 最後に、今年度も全員が無事にゼミ活動を終えられるように祈っておきます!