2019年4月24日水曜日

2019年度前期 第2回


ゼミ生のMです。
 第二回ゼミを行いました。前半は、前回選んだ「発表の仕方」に関する本を自分なりにまとめて、三分間を目安に発表をしました。後半ではまとめを行い、次回のゼミで発表する新書を決めました。
最初にTくんが山田ズーニー著『あなたの話はどうして通じないのか』(ちくま文庫、2006年)を紹介しました。内容としては、相手を説得するにはそれが論理でなければならないとしており、論理とは意見と根拠で成り立っていると書いてありました。参考になると思ったのは、互いの意見が理解しあえない時、一度その意見に対する問いを見つめなおすことで、相手と同じ目線に立ち、相手の意見を理解しやすくなるという点です。
 次にOさんが宮野公樹著『研究発表のためのスライドデザイン』(講談社ブルーバックス、2013年)を紹介しました。内容としては、発表の時は、口頭からの情報より視覚からの情報の方が多く伝わりやすいので、スライドをシンプルにすることが大切だと言っていました。参考になると思ったのは、スライドをシンプルにするには、スライド一枚にメッセージを一つというルールで作成した方がいいという点です。
 そして私Mが荒木昌子・向後千春・筒井洋一著『自己表現力の教室』(情報センター出版局、2000年)を紹介しました。内容としては、話したり、書いたりするのは最初、誰だって苦手なものなので、練習すればだれでもできるようになるということが書いてあります。特に話すときはその内容だけでなく、目線や視線も重要なので相手の目を見て話すことはお話し上手への第一歩になります。
 次にKさんが『研究発表のためのスライドデザイン』を発表しました。Oさんと同じ本でしたが、Kさんは話す内容に重点を置いて紹介してくれました。AだからBといった因果関係をはっきりさせ、聞いてもわかりやすい言葉を選ぶといった工夫がわかりやすい発表に繋がると言っていました。参考になると思ったのは、分かりにくい発表を考えるとわかりやすい発表が思いつきやすいという点です。
 その次にNくんが山本昭生著『論理的に話す技術』(サイエンス・アイ新書、2010年)を紹介しました。内容としては、そもそも論理的とは何か?という点から始まり、発表の時に気を付けるべき点について言っていました。参考になると思ったのは、接続詞で後の展開が示唆するという部分で、今後は意識して使っていこうと思いました。
 最後にHくんが下池寛也著『コクヨの一分間プレゼンテーション』(中経出版、2011年)を紹介しました。内容としては、プレゼンの大まかな流れと、伝える内容をどうしたら聴者に印象強く残せるのかという点について言っていました。参考になると思ったことは、聞き手が言ってほしいことを予測し、発表に役立てるという点です。
皆さんの発表仕方や内容や、相澤先生に教えてもらった聞き手の態度といったものを次回から始まる新書発表の場に活かしたいです。

2019年4月10日水曜日

2019年度前期 第1回


ゼミ生のOです。

 今週から2019年度相澤ゼミが始まりました。私Oは昨年度に引き続き2年目のゼミとなります。今年度のゼミ生は私を含め男性5名、女性2名の合計7名と昨年度よりも多いメンバーで活動します。

 初回となった今回の授業では、最初に相澤先生から授業の説明をしてもらった後に、それぞれ簡単に自己紹介をしました。最初は初対面の人達を前に緊張した空気でしたが、自己紹介で相手を知る事で少し打ち解けたように思えます。自己紹介後は、図書館に移動して次回の授業で使う「プレゼンに関する本」を各自一冊選んでから解散しました。

 今年度も個性豊かなゼミ生と一緒に一年間ゼミ活動をしていきますのでよろしくお願いします!