2014年9月12日金曜日

広島の大崎上島でゼミ合宿

教員の相澤です。

9月4日から6日の二泊三日で、広島県の離島 大崎上島町にてゼミ合宿を行いました。大崎上島は、瀬戸内海の中央、芸予諸島に浮かぶ島です。今回のゼミ合宿は、自然の豊富なこの町で様々な体験をし、今後の生き方を考えることを目的として実施しました。

島の産業の見学や体験、地元の家庭でのホームステイ(民泊)など、もりだくさんの三日間でした。合宿の概要は、私が、全学共通教育センターのブログに執筆しました(初日 / 二日目 / 三日目)。今後数回に渡って、ゼミ生が詳しい体験記をゼミブログに執筆します。

今回の合宿では同町のみなさま、役場のみなさまから多くのサポートをいただきました。最初に記して、感謝申し上げます。

*学生によるゼミ合宿記一覧
川上さん: Iターンした佐々木さんのお話 / 民泊体験
松山さん:再び神峰山へ / 民泊体験 


(相澤伸依)

大崎上島でのゼミ合宿~民泊体験1

ゼミ生の郷野です。9/4から2泊3日で広島県、大崎上島にゼミ合宿で行ってきました。

大崎上島は瀬戸内海、芸予諸島の離島で、竹原港からフェリーに乗って行きます。初日は岡本醤油工場、神峰山、海と島の歴史資料館・大望月邸を見学したのですが、今回は民泊体験について書きたいと思います。


民泊でうかがったお宅は、母屋は築167年、離れも90年以上の立派なお家で、お父さんの家系はなんと450年以上ととても古く、大正時代には造船業、郵便業も行っていたそうです。

家に着くとさっそくお母さんお手製のシャーベットをおやつに頂きました。甘酸っぱくて美味しく、自然を感じることができました。
自宅の敷地内にはミカンなどの柑橘類をはじめいちじく、木いちご、なしなどたくさんの果物が育てられていました。そのひとつにポーポーという珍しい果物があり、いただいたのですが食感はねっとり、味はとても甘く独特の香りのするトロピカルフルーツでした。 

五右衛門風呂を沸かす様子
夕食は鯛のお刺身、塩焼、から揚げをはじめ、自宅で採った野菜を使った豆腐の酢味噌和えやエビのかき揚げ、メバルのから揚げなどなど…とても贅沢な内容でした。天然鯛は身が引き締まって良い食感です。どれも美味しかったのですが、なかでも鯛の頭でだしをとったお吸い物が体に染み渡る絶品でした。

2日目夕方には五右衛門風呂のお湯沸し体験をしました。
意外と難しく、なかなか火力が上がらない(汗)、
ミカンの木が薪より火力が出る、煙突にススが詰まると火力が出ない、など色々なことをお父さんに教えてもらい勉強になりました。

蚊帳を吊りました

2泊の民泊は楽しく時間があっという間に過ぎてしまいました。ご近所さんとの物々交換、自家発電など自給自足の成り立つ島の「豊かさ」を実感しました。また都心の生活ではなかなか忘れがちだったり、感じられない「幸せ」が当たり前のようにそこにはあり、そういった「幸せ」の中で暮らすことをとても素敵に感じました。そういった島の生活を垣間見れたことはとてもいい経験であり、今後の自分はどうやって暮らしたいのか考えるきっかけになりました。人生観の幅が広げることができたことがなによりで、それだけでも島に行ってよかったと思っております。

民泊を受け入れてくださったお父さん、お母さんには本当にお世話になりました。ご厚意に心から感謝感謝です。ありがとうございました!
(郷野)

2014年8月8日金曜日

プロ野球観戦

ゼミ生の郷野です。昨日7日にゼミの課外活動で、プロ野球を観戦しに神宮球場に行ってきました。

スタンドで。
試合前に佇む「つば九郎」。
実物はかわいい。

松山君が阪神ファン、自分がヤクルトファンということで、この対戦カード(ヤクルト阪神17回戦)を見に行くことになりました。球場は夏休みということもあって子ども連れが多かったです。

四時間の試合。
最終スコアは4対11でした。

試合は、ヤクルトが4回の一挙7得点以降追加点を重ね、投げては先発の村中投手が6回3失点と粘りのピッチングで、珍しく投打がかみ合い終わってみれば13対4とヤクルトの圧勝でした。他のゼミ生はあまりに一方的な展開で少し退屈だったかもしれませんが、自分はホームラン3本を含むヤクルト打線の爆発を見ることができ大満足です。




内野のグランドに近い席で、熱気に包まれた球場の雰囲気も感じられました。ライブでの観戦はTV越しにはない楽しさがあり、何度でも足を運びたくなります。また、花火の打ち上げも見ることができて良い夏の思い出になりました。
(郷野)

2014年7月23日水曜日

前期最後のゼミ&懇親会

担当教員の相澤です。今日の夕方、前期最後のゼミを行いました。

相澤ゼミでは、9月初めに広島県の大崎上島でゼミ合宿を行います。島では、Iターンの方、Uターンの方、または島でずっと暮らしている方など様々な方にお会いする予定です。島の方々へのインタビューを通して、自分の生活や今後のキャリア設計を考えるという趣旨です。

そこで、今日はその準備として、現段階での自分のキャリア設計をみんなで発表しあいました。どこでどういうふうに暮らしたいのか、自分は何を大事にして生きていきたいのか、プレゼンと質疑応答を通して考えを深めました。合宿を経て、考えは変わるのか/変わらないのか、違った視点を得られるのか/得られないのか。この点は後期のゼミで掘り下げたいと思います。

ちなみに全員成人です!
ゼミ後は、国分寺の居酒屋で懇親会を行いました。実は本ゼミ初の飲み会。わいわい飲み食いしました(その様子は写真からうかがわれるでしょう?)。夏休み中にゼミ有志でイベントを開催する企画も出ました。せっかく一年一緒に勉強する仲間なので、楽しい思い出を作れればと思います。
(相澤伸依)

2014年7月16日水曜日

2014年 第13回ゼミ

ゼミ生の山本です。本日のゼミ活動の報告をいたします。
先週で輪読は終わったので本日は読書会形式でゼミを行いました。

今回のテーマとなった本は、亀井伸孝『手話の世界を訪ねよう 』(岩波ジュニア新書、2009年)です。

健聴者の人はろう者たちが使う手話についてあまり馴染みのないものだと思います。
手話というのはジェスチャーの延長のようなものであるかのように思えます。
しかし、手話というのは文法や豊かな表現をもつ立派な言語なのです。

本日のゼミでは、そういった手話やろう者という題材をもとに、健聴者とろう者の文化の違いやろう者とどう向き合っていくかといった内容の討論をいたしました。
はじめての読書会形式のゼミということで慣れない部分もありましたが有意義なものにできたのではないかと思います。

次回のゼミでは、合宿の準備を行い、そこで将来の人生設計についての発表をします。
合宿の計画や準備も順調に進んでおり、合宿に行く実感がわいてきて今から楽しみにしてます。

2014年7月2日水曜日

2014年 第12回ゼミ


教員の相澤です。体調不良で欠席者続出につき、私が報告します。本日は学生3人と私とちょっと寂しい授業になりました。

前半は『ヨーロッパ思想入門』の輪読でした。今週は、秋葉さんと高橋くん担当で、第五章の「実存の哲学」の残りを読みました。前期の授業10回あまりをかけて、やっと読み終えることができました!みんなの感想を尋ねたら、「特に後半が難しかった」とのこと。私も同意です...

さて、後半は読書報告。松山くんが松元雅和著『平和主義とは何か - 政治哲学で考える戦争と平和』(中公新書、2013年)を紹介してくれました。

最後に今後の予定についてみんなで相談しました。後期は、文章作成の練習ゼミと読書会形式のゼミを隔週でやっていくことを決めました。何を課題本にするか、夏休みに練ろうと思います。
(相澤)

2014年6月25日水曜日

「十九歳のジェイコブ」観劇記


去る6月20日に、ゼミの課外活動として、新国立劇場に演劇「十九歳のジェイコブ」を見に行きました。参加した川上さんの観劇記です。

---
演劇「十九歳のジェイコブ」を観て

―なあ、俺たち何なんだろうな。人間の顔した・・・―
私がいちばん頭から離れなかったセリフである。この作品を鑑賞した後、かなり考えさせられた。
当たり前の話だが、この世の中にはいろんな人間がいる。そのため、格差が生じるのも仕方のないことだろう。適切な表現ではないかもしれないが、ここではわかりやすくするために、人々を社会的地位で「上・下」に分類するとしよう。本作の主人公、ジェイコブは「下」の人間であった。突然どこかに電話をかけるジェイコブ。「こちら側からはすべて見えている。」受話器の向こう側には「上」の人間。そう、下から上は想像することができるし、憧れや、時に憎しみから想像しようとするだろう。しかし、その逆の上から下は想像しようとしない。この一場面を見て、ふと気づかされた。自分がどちらに分類されようとも、想像するなら、自分よりも上しか見ようとしていなかった。それは、目標や向上心、憧れなどからくるもの。僅かな妬みも含まれているのかもしれない。いずれにせよ、私は自分よりも下を見ようとはしなかった。
この作品を観終わって、私の頭の中はクエスチョンマークしか浮かばなかった。まるで、現代アートをみているようだった。しかし、難しい、結局何が言いたかったのかと、私の頭の中はまんまと『十九歳のジェイコブ』に占有されていた。結末が皮肉的であったのせいもあるだろう。
人生二回目の演劇鑑賞であったが、こうして普段は気づかないことにはっと気づかされたり、自分について考えてみたり。これも演劇の魅力のひとつだろう。
                                   (川上)