2020年7月22日水曜日

2020年度前期 第13回:個人面談

担当教員の相澤です。前期最後のゼミの活動を報告します。

毎学期、最終回は個人面談を行っています。学生は事前に振り返りシートに記入した上で面談に臨みます。面談では、私とともに学期中に学んだことを確認し、後期の課題を自分なりに設定してもらいました。

本ゼミでは、毎週の新書報告を軸に運営しています。今学期は、持ち時間3分で内容を紹介し、ゼミ生との質疑応答と行う形で、計6回実施しました。新書報告はゼミ生にとっても初めての経験だったわけですが、新書を読むことそれ自体だけでなく発表の仕方も慣れてコツがつかめてきたという声が聞かれました。また、本を読む習慣がなかったが、読み始めると面白いことに気づいたという声も聞かれました。教員として、ゼミの狙いが機能したことを嬉しく思いました。

一方、今後の課題として多くの方が挙げていたのが、質問が(うまく)できなかったという点です。ゼミでは毎回、必ず一度は質問するよう義務付けています。数名の方が、質問はできたけれど、もっと内容を深める質問をできるようになりたいという前向きな課題を掲げてくれました。


各ゼミ生が次の目標を見つけるとともに、私自身も、学生に資するゼミ運営について考えさせられる機会となりました。夏休みの間に、いろいろネタを仕込もうと思っています。

なお、夏休みには何度か課外活動を実施する予定です。学生と直に対面し、一緒に新しい経験をすることが今から楽しみです。