2019年6月12日水曜日

2019年度前期 第8回

担当教員の相澤です。今週と来週のゼミは「映画を読む」と題して、映画のメッセージを理解、解釈する練習をします。

今日はその前編として、皆でお題となる映画を見ました。今回私が選んだ映画は『ズートピア』です。動物たちが仲良く暮らし「誰もがなりたいものになれる」街(ズートピア)を舞台に、いろんなあれこれが起こって...。

毎回私は、読書する時には著者が読者に伝えようとしているメッセージは何かを意識するよう指導しています。これは読書だけでなく映画鑑賞にも当てはまります。どんな作品も何か伝えたいことがあるから作られている。それを理解することが鑑賞だと考えます。そこで今日のゼミでは、作品のメッセージを読み取ること、そしてどのような根拠でそう読み取れるのか説明できるようにすることを意識しつつ映画を見ることを課題としました。

2時間弱の上映中、映画を楽しみつつもしっかりメモを取ったゼミ生たち。次回は各学生が読み取ったメッセージとその根拠をシェア、ディスカッションし、映画鑑賞の体験を深めたいと思います。