2020年12月12日土曜日

バレエ「くるみ割り人形」を鑑賞

 こんにちは。経営学部2年のAです。新国立劇場で「くるみ割り人形」を鑑賞しました。初台駅を出た地上、新国立劇場入り口に集合しました。午後6時からの公演なので、あたりはすっかり暗くなっています。 

一階席の観客が
豆粒のようです...。
会場のオペラパレスは、例年であればクリスマスツリーなどが飾られ華やかな雰囲気に包まれるそうですが、今年はコロナ禍のためシンプルな設えでした。劇場内は4階まで観客席になっていて、想像よりも立体的な造りになっていました。ゼミ生は4階の最前列に座りましたが、下をのぞくと足が震えるほどの高さでした。 

そして公演が始まります。クララの家で開かれたパーティー、そこでドロッセルマイヤーからもらったくるみ割り人形が夢の中でねずみの王様と戦うお話です。クララと人形のパ・ド・ドゥだけでなく、アラビアや中国、ロシア、スペインの踊りや花のワルツがありました。 

その場で演奏されている音楽と、華やかなダンサーたちの踊りは美しかったです。建物、家具、降ってくる雪や気球などのリアルなセットも手伝って、まるで絵本の世界に入り込んだようでした。 

バレエを鑑賞するのは今回が初めてでした。映像ではなく、目の前でリアルに繰り広げられる公演を鑑賞すると終わった後にも深く心に残ります。リアルタイムで鑑賞することは、映画を自宅ではなく映画館で観ることのように価値がある体験だと思いました。