担当教員の相澤です。今日のゼミではみんなで映画を一本鑑賞しました。来週は、「映画を読む」と題して、映画作品を味わうグループワークを行います。今週はその準備段階にあたります。
鑑賞した作品は、アニエス・ヴァルダ監督作品「幸福」(1965年、フランス)です。私はこの作品が大好きで、何度も何度も見ていますが、何度見ても作品を理解できた気がしないのです。(内容を描写することは避けますが)映画の内容とタイトルはとても矛盾しているように思われます。監督は、一体どのようなメッセージを鑑賞者に伝えようとしているのか。グループワークでは、私の長年の疑問を学生たちに考察してもらおうと思います。
今回、学生たちには鑑賞しながら印象に残ったシーンをメモしてもらいました。それを踏まえて次回はグループワークで映画を解読していきます。