2021年1月27日水曜日

相澤ゼミの紹介

 担当教員の相澤です。

2020年度のゼミ生と私で、ゼミを紹介する文章を書きました(私の文章は、『父母の会ニュース』に掲載されたもの)。ゼミ生は一年間の実体験を踏まえて書いています。ゼミ選びの参考にしていただければ幸いです。

担当教員 相澤

相澤ゼミでは、「読書の仕方を学び、あなたの自己表現能力を高めよう」をモットーに、ゼミ活動を行なっています。

ゼミの主たる活動は「新書報告」です。ゼミ生は全員毎週新書を一冊読み、ゼミで3分間発表します。発表テーマは、その本から学んだ点、面白いと思った点など何らかの意味で他のゼミ生とシェアしたいことを選ぶよう伝えています。他のゼミ生は、発表を聞いて質問をし、全員でディスカッションを行います。この作業を繰り返すことによって、読解力、内容をまとめる力、人前で話す力、質疑応答する力を鍛えます。新書報告を一年間繰り返し、読書による知識のインプットと発表・ディスカッションによるアウトプットを習慣づけます。

毎週一冊本を読まねばならないと聞くと、ゼミ生は本好きばかりとも思われるかもしれません。しかし、実は根っからの本好きは少数派。「本を読んだ方がよいとわかってはいるけれど、自分では読めない」という理由で、このゼミを選んでくれる学生が多くを占めます。

本を読む習慣のない学生は、最初は苦労するようです。しかし、発表やディスカッションを通して自分の読書経験が深まることを実感し、読書の面白さや意義を自然と理解していきます。

楽しく読書するためには、いろいろな事柄に興味を持つことが重要です。そのために、本ゼミでは、芸術文化に触れる課外学習の機会も多く設けています。今年度は、美術館で展覧会を鑑賞したり、クラシックコンサートに出かけたりしました。本を通じてだけでなく、様々な形で経験値を増やすこともゼミの目標です。

ゼミ生には、学生時代に自分の興味関心や知識を広げる経験をたくさんしてもらいたいと思っています。というのも、自分の中に表現材料を蓄積することによって、人生がより充実したものになると考えるからです。読書は自分の内面を豊かにするための最たる手段です。本ゼミの活動を通して、人生の楽しみ方のバリエーションを増やしてほしいと願っています。

経済学部2年 Yさん

相澤ゼミでは、愉快な仲間たちとともに、日々意見を交わしあっています。主な活動内容としては、本の発表や、グループディスカッションです。また、なんと劇場や演劇などの課外活動は学校の負担で見れてしまいます。のんびり本好きなあなたも、アウトドア派のあなたも、このゼミの一員になりませんか。

経済学部4年 Tさん

本ゼミのアピールポイントは自分の考えを言語化する力を伸ばせることだと思います。本ゼミでは、毎週の新書報告、グループディスカッション、課外活動で構成されています。新書報告は、新書を通読、要約、併せて自身の考えを報告します。全てを要約するのは難しいものの、情報を取捨選択しながら考えを咀嚼することが必須です。グループディスカッションにはゴールがありません。その答えのない問いに対して、グループの意見も踏まえて自分の意見を考えます。実際にディスカッションを通して、それもありだなと感じることは多々ありました。私の場合、課外活動は新しい体験が大半を占めました。新しい知見が自身の考えの裏付けにもなり得ると思います。上記の活動を踏まえ、自分の考えを言語化する力を伸ばせたと実感しています。

経営学部2年 Aさん

新書を週一冊読んで報告する活動は、読書の習慣と他者の報告に質問する力がつきます。みんなの前で話すことで読んで得た知識が記憶に残り、質問と応答により報告では手の届かなかったところにまで話が広がっていきます。そういう活動はとてもおもしろく、楽しいです。

経営学部3年 Iさん

本を読むのが苦手なそこのあなた!一緒に本の楽しさを体感してみませんか。こんにちは。相澤ゼミです。このゼミでは自己表現能力(書く力・話す力)を高めることを目指し、グループワークを通し読書の仕方を学びます。本が苦手な方は読むのが億劫かもしれませんが、そのうち楽しさに気づくはずです!また、定期的に芸術鑑賞会が開かれるかもしれません。一緒に芸術の扉を開いてみませんか!

経営学部3年 Nさん

相澤ゼミでは新書報告という活動を通し、新書を読んでゼミ生同士の意見交換を行っています。読書・発表共に最初は大変かもしれませんが、慣れると楽しいです。また、活動を通じて読解力や表現力が鍛えられます。

経営学部4年 Sさん

私は相澤ゼミに所属したことで本を読むことの楽しさと伝える力を学びました。ただ本を読むだけでなくゼミ生にプレゼンすることによって自分の中にその本がしっかり記憶されることに気づくことが出来ました。学びという部分で新たな一面を発見できるような楽しいゼミだと思います。

現代法学部4年 Mさん

学生の中に読書が苦手な人、上手な文章が書けない人、人前での発表で緊張してしまう人は多いと思います。それらを克服できる環境が相澤ゼミにはあります。毎週行われる新書報告や課外活動による異文化交流など、新しい自分に出会えるチャンスが待っています。読書を通じて、自分の宝を見つけましょう。