2020年9月23日水曜日

2020年度後期 第1回:夏休み読書報告

 こんにちは!経営学部3年のIです。夏休みが終わり後期の授業が始まりました。後期も引き続きオンラインでzoomを使っての活動になります。今回は各々が夏休みに読んだ本を報告し合いました。新書縛りは無しです。では、どのような発表があったか一人一人紹介していきます。

相澤先生
小川さやか『 チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019)や樋脇博敏『古代ローマの生活』(角川ソフィア文庫、2015)など6冊ほど紹介されていました。小説から歴史書と幅広く様々なジャンルがありましたが個人的には、『古代ローマの生活』に興味が湧きました。色々な視点から古代ローマの生活や世界観を垣間見たい思いました。
↓6冊全て紹介されている先生のブログです↓
https://n-aizawa.hatenablog.com/entry/2020/09/18/170813

Nさん
夢プロジェクト[編]『ポジティブな人と言われる技術』(河出書房新社、2005)
各場面ごとケースに応じたポジティブな考え方を紹介されていたそうです。例えば、「失敗や挫折をエネルギーに」というアドバイスでは、逆に何ができているかを考え、できなかった失敗を踏まえて次につなげることが勧められています。
とは言っても、場面や人によって処方箋は異なるそうで、自分もポジティブになるような行動を自ずととっていたのかもしれないと思いました。

Aさん
鴻上尚史『「空気」を読んでも従わない』(岩波ジュニア新書、2019)
震災時は他の人を助けるのに普段の生活の中では見て見ぬふりをしがちという日本人の特性に外国人が驚いたという出来事を出発点として、「世間」と「社会」というワードがキーから日本社会を捉えているそうです。日本人は、自分の周りの人間からなる世間を大切にしがちで、空気を読むことに苦しんでいるのだそうです。

Tさん
前田裕二『人生の勝算』(幻冬舎文庫、2019)、南場智子『不格好経営』(日本経済新聞出版、2013)
他にも何冊か読まれたそうですが、どれも会社の社長が執筆されているものでした。しかしどの本にも共通するものとして、成功するための絶え間ない努力や失敗を通じての新たなる一歩などがあったそうです。
きっと社長になるような人はそのような素質があってのものだとも思うのですが、それ以上に直向きな探究心や努力を惜しまない力が備わっている方々なのだと思いました。

Sさん
・志村けん『変なおじさんリターンズ』(日経BP、2000)
・アニマル浜口『俺が気合を入れてYahoo』(ごま書房、1993)
どちらとも芸能人のエッセイで、自らの経験をふまえて若者に向けてのメッセージを発しているそうです。
本を通じてその人の過去を知ることもでき、とても面白そうだと思いました。
今回は新書という縛りがなかったため、皆さん色々なジャンルの本を読まれていて、とても面白かったです。次回は読書報告ではなくグループワークになります。お元気で。