2020年8月22日土曜日

クラシック音楽に触れる。

 ゼミ生Iです。今夏いかがお過ごしですか。課外活動を報告します。

今回は先生とゼミ生4人で8月22日にサントリーホールで開催された読売日本交響楽団の「YOMIKYO SUMMER FESTIVAL 2020」に行ってきました。僕自身このようなコンサートに行く機会がなく、またクラシックも聴くことがないので新鮮でとても貴重な時間になりました。音楽の専門的な知識が無く、詳しいことはわかりませんでした。ただ、一つ言えるのは、美しい音楽(オト)に包まれ耳が喜ぶのとともに心が浄化されたということです。

開演前の会場

コンサートのプログラムは下記の三大協奏曲で構成されていました。

・メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲』ホ短調 作品64

・ドヴォルザーク『チェロ協奏曲』ロ短調 作品104

・チャイコフスキー『ピアノ協奏曲 第1番』変ロ短調 作品23

3楽曲に総じて言えることは、1つの曲の中で優しくゆっくりとしたパートと、激しく強く疾走感のあるパートが楽章ごとだけでなく楽章内でも混在し一変するため、さまざまな表情を魅せられ、まるで音楽(オト)が生きているかのように感じられました。

ソーシャルディスタンスを
とった客席にて。

その中で特に印象的だったのは、3楽曲目のチャイコフスキー『ピアノ協奏曲 第1番』です。自分自身がピアノを習っていることもありますが、会場の雰囲気がガラッと変わっているのを感じました。弦楽器と打楽器、そこにピアノの音色が交わり深く奥深しい音楽になっており惹き込まれ、30分ほどある演奏があっという間に終わってしまったという感覚でした。またピアノの辻井伸行さんの表現力も相まって、ピアノ・パートやクライマックスは圧巻で、曲が終わったときに思わず立ち上がって拍手をしたくなるほど魅了されていました。

やはり生の演奏はCD音源とは比べものにならないくらい迫力があり感動しました。またいつか機会があればクラシック音楽に触れたいと思っています。