2020年5月13日水曜日

2020年度前期 第3回:GW「公衆衛生の倫理を考える」

相澤ゼミ生の経営学部4年Sです。今回から相澤ゼミのテーマの一つである「文章を読んでいくこと」に入っていきました。相澤先生から指定された「公衆衛生に関する倫理」のネット記事を事前に読み、記事の中で何を伝えたいのかを考えていきます。今回もZOOMを使用しています。

今回のゼミの目的は、何かを論じる文章を読み、理解する技術を知ることと、新しい情報・知識を得た上でディスカッションすることです。ディスカッションそれ自体は目的ではありません。記事を理解せずにディスカッションする、つまり勉強しない段階での意見・思い込みをディスカッションしても有意義ではありません。しっかり記事の内容を理解するために、相澤先生は私たちに七つの問いを投げかけました。

・公衆衛生政策の特徴とは何か。
・この記事のテーマ、特徴は何か。
・感染症予防一般の難しさとは何か。
・COVID-19には、他の感染症予防策よりも強い反応が取られている。それはなぜか。
・COVID-19に対する強い反応を正当化するためには、どんなことが必要か。
・記事では、補償についてどのような主張をしているか。
・民主的なプロセスとは何か。

それぞれの問いについて回答し、わからないところがあればゼミ生の中で共有しました。また、それとは別に最近のコロナに関するニュースで気になることも話し合いました。挙がった内容としてはコロナ離婚、山梨県の女性に対してのマスメディアへの批判、京都女子産業大学の対応の問題、テレワークへの企業の対応などです。

次回は本の選び方について相澤先生にレクチャーしていただく予定です。引き続き相澤先生の下で学んでいきたいと思います。そして次回のゼミ後にZOOMを使ってオンラインのお茶会を開催する予定です。ゼミの中で親睦を深めていくためです。本来ならば皆で会って行いたかったのですがコロナのことがありオンラインになりました。またコロナが落ち着いたら改めて開催したいなと考えています。

最後にこの自粛期間の時間を有意義なものにしていくことをここに決意して今回のブログを終わります。ありがとうございました。