2019年5月15日水曜日

2019年度前期 第4回

 第四回ゼミを行いました。今回の授業では、文章の書き方について教わりました。今回の授業の目的は文章の書き方ポイントの共有です。今後、多くの場面で文章を書く機会があるため、相手に伝わる文章を書くことを目標としています。

   宿題として事前に貰っていたプリントの課題を各人で解いてきました。プリントには、留学志望理由を書いたわかりにくい文章が二つ記されていました。課題では、その文章を読んで、なぜその文章がわかりにくいのかを考え、その上で文章を相手に上手く伝わるように書き直してくるというものでした。

  この宿題をふまえて、授業内では2つのグループに分かれて作業をしました。グループごとに、その文章を更に良くするために、文章のどの部分を直した方がいいのか問題点を上げて書き直して発表した後に、相澤先生からの説明を受けました。そこで文章を書く5つの基本ポイントを抑える重要性を教わりました。そのポイントというのは、(1) 一文長くしないこと、(2) 話し言葉で書かないこと、(3) 書類向きではない言葉は使わないこと、(4)「て・に・を・は」を正しく使うこと、(5) 主語と述語はきちんと対応させることの五つです。このポイントを押さえた上で更に文章をより良くするために、なんの話をしているのか一目で分かるようにすることや、全体の構造を提示していくという応用的な事も教わりました。

   今回文章の書き方を教わり、人に文章で伝える難しさを改めて実感しました。文章を読むことと書くことが繋がっていたり、人によって文章の構成が違っていたりと発見の連続でした。もっと上手く人に伝えられる文章を書けるように教わったことを意識していきたいです。