2017年5月12日金曜日

2017年度 第4回

ゼミ生のYです。

第4回ゼミを行いました。今回のゼミは一人お休みでしたが、ゼミ生の読書のプレゼンと亀井伸孝著『手話の世界を訪ねよう』の3章までの発表を行いました。

プレゼンでは、Rさんが米山公啓著『「健康」という病』を紹介しました。健康を追い求めることが必ずしも良い方向へ向かうとは限らない、医学への過信が逆にストレスになってしまうとのことでした。「病は気から」とはよく言ったもので、その人の考え方次第で健康にも不健康にもなることが分かりました。

『手話の世界を訪ねよう』では、手話を話す人々の文化への入口から独立した言語としての手話の定義や特徴など、またろう者たちの手話ならではの文化や慣習などについて見ていきました。今まで手話を一つの言語として考えたことが無かったので、私にとって新しい見方をすることが出来ました。

また、無意識に健常者と障害者として差別してしまったり偏見を持ってしまうことがあるということで、お互いがお互いを客観的にありのまま受け入れることが大切なのだと考えさせられました。