2021年11月3日水曜日

課外活動:バレエ「白鳥の湖」鑑賞

11月3日文化の日に、ゼミ生九人とバレエ「白鳥の湖」を鑑賞しに新国立劇場へ行きました。休憩時間を挟みつつ三時間に渡る豪華な舞台でした。参加者の感想を以下に記します。


Oさん

初めてのバレエ鑑賞で、行くことが決まってからとてもワクワクしていました。当日ホールに入り、劇が始まってからは、私が抱いていた期待を上回るほどの素晴らしい演技に魅了されました。

バレエダンサーたちの手足・足先まですべてを使った舞は、とてもきれいで感動しました。ダンサーの方はみんな背筋をピンと伸ばして踊っていて、格好よく見えました。私も日常生活で、きれいな姿勢を保つこと、優雅で余裕のある立ち振る舞いを心がけたいと思います。

主人公のオデット姫やジークフリード王子の踊りはとても素敵で、演技とはわかっていても、2人の間には本当に愛が生まれているのではないかと思うほど素晴らしかったです。2人に憧れました。私が特にすごいと思ったのは、第3幕に出てくるタンバリンを持った男女2組のダンサーペアです。タンバリンを駆使しながら、回ったり交互に鳴らしたりしていたこと、且つそれらがオーケストラの演奏とぴったり合っていたことが素晴らしかったです。白鳥に変えられたオデット姫の多くの仲間たちの息の合った舞もとても印象に残っています。私はそれぞれの動きに見とれてしまいました。

今回の鑑賞を通して、私はバレエがとても好きになりました。なぜなら役者の演技や身のこなし、きらびやかな衣装やオーケストラの生演奏までも楽しむことができたからです。

今回は4階席という少し引いたところから観たので、舞台が視界にちょうど収まるくらいの小さな箱のように見え、その中でバレエダンサーが踊るたびに衣装がキラキラしていました。まるで宝石箱を開けて、中の宝石にうっとりしているような感覚でした。

今度はもう少し近く(オーケストラピットが見える位置)でも観てみたいです!


幕間はテラスで。よい天気でした。


Tさん

今回、ゼミの課外活動として新国立劇場にバレエを見に行きました。演目は「白鳥の湖」です。2年前のゼミ在籍時に「くるみ割り人形」を見てから人生で2回目のバレエ鑑賞でした。「白鳥の湖」はとても有名な演目だったので、楽しみにしていました。実際に見た感想としては、なにより美しかったです。そろった動きがとても綺麗だったし、バレエダンサーそれぞれの、指先まで研ぎ澄まされたような踊りがとても綺麗でした。さらにオーケストラの音楽も、物語を作り上げるのに欠かせない役割を担っていました。聞いたことのある曲もあり、見ていて楽しかったです。細かいところまで作り上げられていて、抜け目のなさ感じました。とても良い経験になりました。


全員集合


Iさん

オーケストラの壮大さにまず驚きました。一番遠い四階席だったが、波が押し寄せてくるような音の迫力に圧倒されました。

男性も女性も踊りにしなやかさと強さを兼ね備えていて、その美しさに鳥肌がたちました。大勢で踊っていても一糸乱れず。本当に人間が踊っているのか、と不思議な感覚を持ちましたが、聞こえてくる足音から人間が確かに踊っていることを思い出されました。

特に印象に残っている場面は、女性と男性が何十周も回り続けていたところです。回る速度も美しさも決して最後まで変わることがなくただただ圧倒されました。

今回の初めてのバレエ鑑賞に大きな衝撃を受け、今後も劇場に足を運びたい気持ちが強まりました。心が豊かになる時間を見つけることができて大変感謝しています。

Rさん

新国立劇場バレエ団のバレエを見れるということでとても楽しみにしていました。予想以上を上回る美しさで感動しました。話全体は予習していましたが、言葉での説明などはないのに、分かりやすくて表現力が凄さに驚かされました。4回席の中央から見たので上から全体が見れる角度だったのですが、かなりの人数がいるのに全くズレていなくて本当にすごいなと思いました。集団行動的な凄さがありました。また、あれだけの人数なのに、ジャンプをした時に全く音がならないということは、体幹が引き締まってるということだと思います。普段からの筋トレなどしてるんだなと思いました。本当に優雅で美しさの全てが詰まった公演でした。

Zさん

今日のバレエは体調的な問題があり、私はモニター越しに鑑賞しました。また、あらすじは読んできていたものの、話の流れは漠然とつかむことしかできませんでした。しかし、それでも十分に「白鳥の湖」という作品を堪能することができました。特に大人数のバレリーナによるパフォーマンスには引き込まれました。個々人の踊りももちろん一挙手一投足に美しいのですが、大勢の演者によって生み出される一体感は特に美しく感じ、魅了されました。今回の鑑賞でバレエに対する関心が強くなったので、可能な限り、別の作品を鑑賞してみたいと思いました。

Gさん

初めてのバレエ鑑賞とても楽しかったです。歌やセリフがなくても踊りで物語が伝わり、没入感がありました。生のオーケストラの演奏・キラキラ輝く豪華な衣装・幻想的な舞台セットなど、踊り以外にもたくさん魅力がありました。また、主役が登場する場面や踊り終わりで拍手をすることを知らなかったため、バレエ独特の文化を体験することができてよかったです。今回は4階席で、舞台全体を見渡せる素敵な席で鑑賞しました。機会があれば、より舞台に近い席でダンサーの表情に注目しながら鑑賞してみたいです。

Kさん

あらすじを予習して鑑賞したバレエだったが1,2章は難しく理解できない部分もあった。しかし三章四章は演出がわかりやすく理解できた。4階席だったので演者の表情まではわからなかったが、オーケストラの音楽はとても響いてよく聞こえてよかった。機会があれば、表情まで見える位置で鑑賞したいと思った。

三章の花嫁選びのシーンでは3人の候補とその国の民族舞踊のような音楽、衣装の違いがとても綺麗で見ているのが楽しかった。また白鳥たちの揃った踊りに感動した。

Yさん

今回初めてバレエを鑑賞しました。言葉を使わなくても、踊りと音楽と舞台美術だけで白鳥の湖の世界観を表現できることに衝撃を受けると同時にとても感動しました。私は高校生の頃に楽器を演奏していた過去もあり、オーケストラの演奏にも興味を惹かれました。ただ演奏が素晴らしいだけではなく、キャストの動きと音楽がピッタリはまるように演奏し、舞台美術の雰囲気や魅力を最大限に引き出す計算され尽くした繊細さに圧倒されました。今回は後ろの席だったのでキャストの表情まで見ることはできませんでしたが、次バレエを観るときはキャストの表情が見える席で鑑賞してみたいです!

Mさん

まず1番に、バレリーナの方々の表現力に驚いた。4回席から見ていてもからだのしなやかさや大きな動きがとてもわかる。観客全員に伝えるとはこのことなのだなと思った。

第1幕と第2幕は少しストーリーのわかりづらさがあったものの、王妃が登場する際の空気感や演奏は印象的である。一方で、第3幕と第4幕はわかりやすかった。オデット以外の白鳥の揃った動き(特に足先)は忘れられない。

悲しい結末であるが、演技に対する感動と合わせるとしみじみ思うところである。また行ってみたいと思えた。