2020年4月22日水曜日

2020年度前期 第1回:Zoomとmanabaで顔合わせ

担当教員の相澤です。

今日から2020年度の授業が始まりました。今年度は7名のゼミ生と私の8名で活動します。1期のゼミは、コロナウィルスの影響で対面授業ができないため、Zoomを用いて実施することにしました。ゼミ生とは、開講前からLINEで連絡を取り合ってZoomを使えるようになってもらい、満を持して初日を迎えました。

私のゼミは、「読書を通して自分を豊かにし、口頭や文章での自己表現能力を高める」ことを目的としています。ゼミ生には例年、週に一冊新書を読み、ゼミで報告することを義務付けてきました。しかし、図書館が閉館している今は本にアクセスすることも難しいため、読書以外の学びもゼミ活動に盛り込むことにしました。当面は (1) オンラインでのコミュニケーション技術を磨く、(2) ネットでアクセスできる記事を元にディスカッションするという二つの活動を行なっていきます。

第一回のゼミは、上記の活動方針を確認した後で、Zoomの使い方に慣れることとゼミ生同士の顔合わせを行いました。たとえコロナが収束しても、これからの就活や仕事を行う上で、オンライン会議は欠かせないものになるでしょう。ゼミでは、オンライン会議ツールを上手に使う技術も身につけることも目標にします。

オンライン会議ツールのよさは、何と言っても互いの顔が見え、リアルタイムでコミュニケーションできることです。今回はまだよく知らないもの同士、顔を見ながら簡単な自己紹介をしてもらいました。

さらに、manaba(本学が使用しているLMS)の掲示板上で、もう少し詳しい自己紹介をしてもらうことを課題にしました。当然ですが、自己紹介は互いをよく知るために行うものです。そこで、掲示板で自己紹介をするにあたっては、できるだけ自分の情報を具体的に提示することを意識するよう指示しました。

ここまででゼミ本編は終了です。その後、manaba掲示板に各自自己紹介を記入、さらにそこに他のゼミ生が質問をするというやりとりを一週間かけて行いました。やりとりを読むと、学生個々人の特徴がしっかり伝わってきます。次回のゼミでは、このやりとりの経験を踏まえて、よい質問とは何かを考えてみたいと思います。