2018年3月1日木曜日

フランス合宿

 ゼミ生のRです。今回はフランスに滞在したゼミ合宿について記事を書きます。期間は211日~220日の10日間、参加者はゼミ生二人と相澤先生、そしてフランス語履修者の先輩二名の計五人でした。


エッフェル塔、晴天でした!
  212700パリ到着。この日はホテルのチェックイン時間まで主要な観光名所を巡りました。空港から鉄道に乗って街へ繰り出すと、待っていたのは魅力的な多くの建築物でした。パリのシンボルであるエッフェル塔をはじめ凱旋門やノートルダム大聖堂と、芸術性、技術性の優れた建物を目にしました。また移動の最中、多様な民族の人々とすれ違いパリの多国籍な様子を初日からありありと感じました。


オペラ座内装
  132日目は国際大学都市、パリ大モスクを見学し、夜はオペラ座でバレエを観劇しました。夜のオペラ座、まず豪華絢爛な外観と内装に目を奪われます。思わず写真を何枚も撮ってしまいました() そしてバレエ観劇!作品はジョン・クランコの『オネーギン』。まるでドラマを見ているような心地であっという間に時間が過ぎていきました。1幕終了ごとに続きが気になり、全て見終わった後は本作品に出会えた幸福感に包まれました。衣装、舞台装置、役者と何もかもが素晴らしく、本当に貴重な時間でした。

 143日目、この日のメインはロシア正教会、ルーブル美術館でした。ゲストとしてフランス在住の、相澤先生の友人の方が来て下さいました。ロシア正教会では、懇切丁寧にその特徴から魅力、歴史と様々なお話を伺い、学びました。私はルーブル美術館の売店で一対一でお話しをする機会があったのですが、その時、自分の英語力の不足さを痛いほど実感しました。話したいことが言葉に出来ない、相手の内容を正確に聞き取れない、コミュニケーションにおいて致命的です。これまでも英語を習得したい気持ちというのは、なんとなく形としてはありましたが、この日ほど「英語を話せるようになりたい!」と思ったのは初めてのことでした。

  そして15日、16日と4日目、5日目は自由行動でした。4日目の自由行動の日、私は昨日訪れたルーブル美術館の魅力にとらわれ、2度目の訪問をしました。五時間程作品を見て回りました。ですがその広さや多くの価値ある作品で時間が全く足りなかったので、またリベンジしたいと思います!


新宿日本語学校
 176日目は東京経済大学と関わりのある新宿日本語学校を訪問しました。現地の人と対話をし、日本人とフランス人での考え方や価値観の違いに気づきました。フランス人は自分自身の考えや将来の展望がはっきりとしていて、それを他者の前で述べる力がよりある印象を受けました。彼らが日本に来たら行きたい場所など様々な話題が挙がり、楽しい時間を過ごしました。

 187日目は移民博物館に行きました。移民がもたらす異国の文化がフランスの多様な文化形成に繋がっている。移民の歴史を知ることは、フランスの歴史を知る上で避けては通れない道であることを感じた学習でした。

  そして19日、早朝に空港へ移動。1015にパリを発ちました!疲労感はもちろんありましたが、それ以上に達成感、来られて良かったという思いがいっぱいでした。海外に滞在するのは初めてだったこともあり、学びや気づきに溢れた楽しく、貴重な経験でした。この経験を糧にして、これからの学習に役立てていきます。

  最後に家族や親戚、そして相澤先生、ゼミ生、先輩方。滞在を無事に終えられたことに感謝の言葉を。本当にありがとうございました、楽しかったです!