2026年10月21日水曜日

2026年度 後期第4回

経済学部2年のOです。前期のブログ更新で文化祭の企画会議終了の報告をさせていただいたものです。後期のブログ更新でも発表がございまして、つい先日8ヶ月の時を経て、葵祭パンフレットが完成いたしました!全48Pとなっており、夏休みの半分は犠牲になったでしょう。ぜひ私の努力の結晶を本祭にてご覧いただきたいです。web版はこちらです!

さて、今回はB班の発表です。

Yさん:『どうしても頑張れない人たちーケーキの切れない非行少年たち2ー』新潮新書、2021年

本書は、頑張ることのできない人たちがどうすれば頑張ることのできる環境ができるかについて述べられたものです。変わるためには主に4ステップが必要で、

0.頑張れる環境をつくる
1.見通しを建てる
2.目的をつくる
3.使命感をもつ

の4つとなっています。最初に安心して学ぶことのできる場所が必要で、ただ道具や装備が揃っているだけに止まらず、努力を認めてもらえる環境が必要になっています。

1は、頭が良くなりたい→良い学校に進学する→良い就職 といった流れを作ることです。
2は、なにかしたいことを作り、そのための努力を考えることです。
3は、それを踏まえて人生に意味を見出すことです。

また、努力をできる環境を作る側にも注意が必要で、失敗した時に努力を褒めるのは大切ですが、褒めすぎると成長を止めてしまいます。叱らない教育等に興味がある方にオススメの本だと感じました。

Kさん:『文化が違えば、心も違う?』岩波新書 2025年

本書は、日本とアメリカの文化の違いから、日本の常識を疑うといった内容になっています。

Kさんの心に残った部分が、それぞれの人間関係の作り方で、アメリカでは気の合わない人とは関わらないという個人主義で、日本は元からあるものとの関わりを大切にする集団主義と、大きく違った考えを持っています。

日本国内の地域という小さな単位でも文化が異なることもあります。また、引越しで性格がその地域に適応したものになるかとの質問では、Kさんの自論を展開しました。18歳になるまでの過程でその人の人格形成がされるから、成人以降であれば大きな変化は予想されない、とのことでした。他の場所へ行く予定のある人にオススメの本だと思います。

Oさん:『歩くと心が軽くなるのはなぜか』ちくま新書 2026年

本書は、散歩・運動をすると心が軽くなると解説されているものです。散歩を推奨する理由は、一番楽で取り組み易く、万人受けするためです。本書にあまり散歩の言及がないため、なぜ散歩が楽しいかをOさんが自論を用いて発表しました。

散歩は情報量が多いからおもしろい。普段の抱えているストレスがこの街並みや人の声等に上書きされる、情報量の多さのメリットはそこにある。ゲームはその世界に入り込むため、終わったと同時に元の世界に戻ってしまう。だが、散歩は現実の世界にいながらストレスを紛らわせることが可能。

以上がO説でした。私は辛い時の気分転換でゲームとはまた違った気分転換になるという論はとても共感しています。散歩が好きな人にはオススメの本だと思います。

今回は自論パートが大きく目立つ回となりました。私は読み込みの浅さか話の順序建てが下手なのかで話す内容がすぐに尽きてしまうのに悩んでいますが、こういった話の広げ方もあるのだと学びました。次回の発表に向けてしっかりと準備を行ないたいと思います。