2019年1月14日月曜日

新春歌舞伎鑑賞

担当教員の相澤です。今日は、ゼミの課外活動として国立劇場で新春歌舞伎「通し狂言 姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)」を鑑賞しました。

開幕前の劇場。
今年度は、異文化に触れることを目的にヨーロッパの演劇やバレエ作品を鑑賞してきました。しかし、翻って日本の文化は知っているかか問われると、実はなかなか接する機会がないのが現実です。そこで今日は、知っているようで知らない、名前は聞いたことがあるけれど実際に見たことはない「歌舞伎」に触れることを目的として、劇場に皆で向かいました。

劇場ロビーも初春の設え。
歌舞伎一家の
某女優さん母子もいらして
テンション上がりました!
さらに今日は、私の友人で日本に留学中のスウェーデン人学生もゼミ生と一緒に鑑賞しました。幕間では、歌舞伎についてだけでなく、日本とスウェーデンの社会の違いについておしゃべりをして、ここでも小さな異文化体験・国際交流を行いました。

幕間にお菓子を
つまみつつ国際交流。
さて、肝心の歌舞伎ですが、新春公演だけあって鮮やかな舞台が目を引きました。内容もトリッキーで、オーディオガイドを借りた学生は説明を聞いてよく理解できたようですが、借りなかった学生(と私)は筋を把握できない部分もあって残念な気がしました。なじみのないものを楽しむためにはガイドという手助けがあった方がいいというのも、今日の学びですね。

とはいえ、歌舞伎の伝統的な演出と今日的な華やかな演出が混ざった舞台は、初見の学生たちにとって印象深いものであったようです。