2026年5月13日水曜日

2026年度 前期第4回

 こんにちは。経営学部2年のEです。

突然ですが、私は、数時間後に友人とのディナーともランチとも言い難い絶妙な時間の食べ放題を数時間後に控えており、「今ここで何か食べるべきか」という重大な決断に直面しながら、この記事を書いています。

普通に考えれば食べ放題の前なのだから昼食は抜くべきなのはわかっています。しかし空腹のせいか、次のように考えてしまうのです。あまり腹を空かせすぎると胃が縮むのか、少量で満腹になってしまう。だから軽く何か入れるべきなのかもしれない。

とはいえ、もしここでおにぎりでも食べようものなら、あの一口がなければなぁという思いがのちのち尾を引く気もする。食べ放題の前、人は空腹ではなく貧乏性と戦っているのかもしれない、等と考えているうちに授業が始まる時間になり、不毛な考えは不毛なまま時間だけを食い潰して行きました。そんなことを考えながら、今回のゼミを振り返ってみたいと思います。

さて、今回は今年度、そして私にとって初めての新書報告を行いました。以下はA班による新書発表です。


Hさん 東島沙弥佳『しっぽ学』光文社新書、2024年

本書は、動物たちが持つ「しっぽ」に注目し、その役割や進化、生物ごとの特徴について論じたものです。個人的には昔の書物に尻尾を持った光っていたり、巨大である人が登場し、それが刀等の暗喩ではないかという話が特に興味深かったです。また、尻尾がある人がそこそこの数歴史上生まれているという事実にも驚かされました。「しっぽ」の文化的な側面ともいえる話が特に聞いていて楽しかったです。


Sさん 横道誠『やっぱり人生を支えてくれる宗教の言葉 2000年の叡智から私が学んできたこと』光文社新書、2026年

本書は、仏教やキリスト教等宗教の言葉を取り上げ、それらが現代を生きる人々の悩みや不安にどのような示唆を与えてくれるのかを論じたものです。数千年前の言葉が現在にも通用し、人々の支えとなり続けているという事実から宗教というものの偉大さを感じました。

また、イスラム教の言葉は入っていないとのことであり、その宗教ごとの教義の汎用性とでも表現すべき特性が現代の各宗教のイメージに繋がっているのかなと私は考えました。

宗教というものは偏見が入った目で見てしまいがちですが、そういったものを抜き、名言や至言をそのままの意味で受け取れるいい一冊だと感じました。


Oさん 萩原博子『5キロ痩せたら100万円』PHP新書、2023年

Oさん曰く、本書のタイトルは、痩せれば寿命が延び、結果年金等で100万円以上のプラスが見込めるという意味です。著者の萩原博子は経済ジャーナリスト、在宅勤務の倹約家の主婦という要素がほとんどを占めている方です。中身は前半筆者の日常について及びタイトル回収、後半は医療費の節約についてと、日常に関わることで実用的です。

新書と言えば研究、お堅いというイメージでしたが、家庭的で新書のイメージを良い意味で壊してくれる一冊でした。


初めての新書報告でしたが、自分では選ばないような本にも触れることができ、とても新鮮でした。それぞれの発表者の興味や個性も感じられ、次回が楽しみになるような一回でした。次回はB班の新書報告です。