2024年4月24日水曜日

2024年度 前期第3回

経営学部二年生のSです。3回目のゼミはF302の教室で行われました。今回はプレゼンの仕方、聴き方とわかりやすい文章の書き方を学びました。最初に相澤先生からレクチャーを受けた後、その内容をふまえてグループワークを行いました。

まずプレゼンをするうえでの、わかりやすく伝えるコツを6つ学びました。「大きい声ではっきり話す」「難しい言葉は使わない」など、どのようにすれば相手に伝えられるのかを知ることができました。中でも、「相手が複数いる時は、みんなに視線を配る」は特に大切だと思いました。特定の一人に話すのではなく、みんなに視線を配ることで、聞き手は自分に話してくれてることを確認でき、より分かりやすいプレゼンになると学びました。

先生は、プレゼンは準備が大切であると強調されました。準備をしないと相手にも失礼になります。先生には、鏡の前でプレゼンの練習をすると良いと教えていただきました。自分では思いつかない、新しい練習方法を知ることができました。

次にわかりやすい文章の書き方を教えていただきました。「~こと」「~もの」「~という」は使わなくても意味が通じることがわかりました。また、だらだらと長い文章にするのではなく、短くスッキリすることを学びました。このブログを書いている今でも、不要な部分がないのか、文章は長くなっていないかを気を付けて書きました。これから何回も文章を書いて、わかりやすい文章を書けるようになりたいです。

授業の最後の時間は3つのグループに分かれ、読みにくい文章サンプルを適切な文章に書き直すワークを行いました。グループ内で学んだことを生かし、文章を書き直しました。ここでも不要な表現の扱いに苦しみました。各グループで作業をした後、書き直し案を共有しました。先生の回答や他グループの回答を見ると、自分では思いつかなかった表現の仕方があり、表現方法は一つではないと学べました。これからのゼミ活動で様々な表現に出会い、自分の文章を書く力を伸ばしていきたいと思いました。

今回のゼミでは、プレゼンの仕方と適切な文章の書き方について学びました。今回学んだことを、ゼミ活動やプレゼンの機会に生かしていきたいです。

2024年4月17日水曜日

2024年度 前期第2回

新緑のキャンパス
 担当教員の相澤です。本ゼミのメインの活動は、毎週新書を読んで報告、ディスカッションすること(新書報告)です。新書といっても玉石混交。ゼミでは一定の学術的な水準を満たしたものを読み、報告してもらいたいと思います。そこで、第2回のゼミでは、新書の選び方を私がレクチャーした後、実際に新書を選んでみました。

今日はいつもの教室ではなく、図書館二階のグループ学習室に集合です。前半は新書の選び方レクチャーです。よい新書を選ぶ簡単な手がかりとして、出版社や著者のプロフィールに注目すること、著者の専門性と新書のテーマがあっているか確認することを伝えました。また、面白い本に出会うためには、何よりも自分の興味惹かれた本を選ぶのが近道だとも話しました。

次は実践です。図書館一階の新書コーナーに行き、自由に本棚を眺めて、読んでみたいと思う本を3冊ピックアップする課題を出しました。本が選べたら、小グループに分かれて、選んだ三冊を紹介し「なぜ自分がその本を選んだのか」を話し合うワークを行いました。選んだ本は、互いを知るよいきっかけになります。各グループ、話が広がっていました。

最後に、全員の前で一人ずつ選んだ本を簡単に紹介しました。13人が三冊ずつ選んだので、39冊の本に(タイトルだけでも)触れたことになります。ゼミのメンバーが多様な関心を持っていることがわかりました。

来週はいつものゼミ室に戻り、報告の仕方や報告の聴き方、そして文章の書き方を勉強します。

2024年4月10日水曜日

2024年度 前期第1回

 担当教員の相澤です。4月になり、ゼミも開講しました。今年度は13人の学生と一緒に読書を楽しみたいと思います。

桜満開での新学期
初回のゼミ前半は、ゼミの目標や進め方を確認したり連絡網を作ったりと、今後の授業の準備をしました。後半は、小グループに分かれて、自己紹介ワークを行いました。本ゼミでは、毎回グループワークやディスカッションを行います。ゼミ生同士が互いによく知り合うことで、話しやすくなるでしょう。

自己紹介では、学部学年など基本的なプロフィールとともに、自分の好きなこと・ものを具体的に話すよう指示しました。誰でも好きなことなら容易に語れますし、どんな人なのかがよく伝わるテーマだからです。各グループ、自己紹介を経て雑談へと発展。おしゃべりが弾み、上々の滑り出しとなりました。


一年を通じてどんなゼミ活動になるのか、とても楽しみになる初回でした。