ゼミ生のIです。肌寒くなってきて、いよいよ冬を感じられる時期になりました。今回は、先週みんなで読んだ『好きを言語化する技術』の実践グループワークを行いました。
私は今回ゼミ生を、好きなSNS(TikTok、Instagram、X)でグループ分けを行いました。
今回、グループワークが始まる前に、参加者は、「好き」を見つけるのが大変で、探すのに苦労していたことがわかりました。それでもそれぞれ、ジャンルは同じでも、年代や個性を感じられる「好き」が出てくるのでワクワクしていました。自分のグループでは、漫画の「銀の匙」、『MIX』『お風呂』などが挙げられました。参加者の文章スタイルは、「ガッチリとした形式的な文章」と「話し口調の文学的な表現」に分かれており、それぞれの性格が反映されていて興味深かったです。
発表では、自分の好きなことを話すのは楽しい反面、対面で話す際には相手が疲れないよう、内容をコンパクトにまとめる意識が、必要だと感じました。文章においては、好きな表現や漢字を自由に使えるため、自己理解が進み、自分に対する柔軟な見方ができるようになると感じます。
発表後に、発表者の言葉を言い換えて伝えることで、発表内容への理解を深める、良い練習になりました。また、好きなアーティストや漫画などをただ紹介するだけでなく、「どう感じたか」「いつ楽しむか」「誰からすすめられたか」なども含めると、聞き手も質問しやすく、場がさらに盛り上がるのではないかと感じました。
これからは、発表内容に対して、質問や共感を引き出しやすくするために、話の幅を広げたり、背景や個人的な感想を交えたりするのが、効果的だと思います。聞き手側も、発表内容に対して質問をすることで、会話を盛り上げ、発表者の視点をより深く引き出すことができると思います。