お久しぶりです!経済学部四年のゼミ生Tです。今回のゼミは、オンラインで行われました。今日までがオンラインで、次回からは対面授業に戻ります。
今回は、「ゼミ宣伝会議」と題して、グループワークを行いました。大学全体のゼミの履修率を上げ、自分に合ったゼミを見つけて、学生らしい学習体験をしてもらうにはどうすればよいかを考えること目的です。ゼミ生には事前に次のようなワークシートが配布されていました。
- ゼミとは何か?
- ゼミを取る理由と、ゼミの利点
- 宣伝方法、アプローチ
- ゼミって大変そうと考えている人に対する、背中を押す言葉や、アプローチ
これらの問いの答えを授業前に考えておき、それをもとに議論していきました。
グループワークにあたっては、学年によってゼミに対する考え方が違うということを踏まえて、学年別にグループを分けました。そして、ワークシートの4つの問いを順番にグループ内で話し合い、その後全体に共有しました。
一つ目の問いに対する回答として次のようなものが挙がりました。
- 少人数でコミュニケーションを取りながら、特定の分野を深く学ぶところ
- 一方的ではなく、相互的な場面が多いので、主体的な姿勢が求められるため、講義などとは学びの深め方が違う
- 自分の目で見て体験できたり、フィールドワークもあるので、実践的な学びもできる。
それぞれの学年で共通する部分も多く、ゼミ生のゼミに対する認識は大きく変わらないことがわかりました。
次に、二つ目のゼミに入る理由や、ゼミの利点についての回答です。「ゼミとは何か」に重なる部分も多くありました。
- 主体性、コミュニケーション能力、調べる力やプレゼン力など多くの点で成長できる。
- 興味が似た人が集まり、友達ができる。
- 生徒から学生になれる
- 周りの意見を得られるので、価値観、視野が広がり、自分を知る機会にもなる
- ゼミならではの貴重な体験ができる。(相澤ゼミでいえば、美術館、演劇、歌舞伎などの学生にとっては、少しハードルを高く感じることも、課外活動を通して経験できる)
各グループの回答を聞いて、講義と違って、ゼミは相互的な場面が多く、自分から動かなければいけないので、その分いろいろなことを学べるのだと思いました。私は、人と関わることでの成長はとても大事だと思うので、それらを伸ばせるゼミは学生生活において重要なものだと思いました。
三つ目のゼミの宣伝方法や学生へのアプローチの仕方については、二つの段階に分けて考えました。ゼミを履修率をあげるには、ゼミそのものを知って興味を持ってもらう段階と、自分に合ったゼミを選ぶ段階があると整理して考えました。
まず、認知のためにできることとして、次のようなアイディアが出ました。
- 東経大のアプリを作って、アプリの広告でゼミを全面に押し出す
- ゼミのイベントや説明会を開き、義務化して強制参加にしてみる
- 放送などを使って少し奇抜な宣伝を試みる(「ゼミに入らないともったいない」などの言葉をしつこく流してみるとか)
次に、自分に合ったものを選んでもらうための方法としては、次のようなアイディアが出ました。
- SNSを活用
- 体験期間を設ける
- ポスターや動画
- 自分に合ったゼミを見つけるために、YES NOチャートを作ってみたり、先生の人物像をまとめたものを作ってゼミ選びの材料にしてもらう
実現は簡単でないものもありますが、なにか手掛かりになる案もあったと思います。
最後の四つ目の問いは、時間の関係上間に合わなかったので、グループワークの感想と一緒にmanabaのアンケートから回答することになりました。
全体を通して、有意義なグループワークができました。なんのためにゼミ活動をしているのか考えるきっかけになったり、ゼミの良さを考えることで、ゼミを頑張る意欲になったりすると思います。