担当教員の相澤です。後期の授業が始まりました。それぞれが充実した夏休みを過ごし再会できたことを嬉しく思います。緊急事態宣言の影響により、今週と来週は遠隔で実施します。
今回のテーマは、夏休みに読んだ本の中から一冊選んで紹介するというものです。いつもはゼミで紹介する本は新書に限定していますが、今回は新書縛りを外して自由に選択してもらいました。その結果、各ゼミ生の興味関心がよりわかりやすく伝わる選書になった気がします。
- Oさん:湯浅誠『つながり続ける こども食堂』(中央公論新社、2021年)
- Zさん:ダン・アリエリー『予想どおりに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ』(早川書房、2013年)
- Wさん:メンタリストDaiGo『図解 自分を操る超集中力』(かんき出版、2017年)
- Gさん:冲方丁『はなとゆめ』(Kadokawa、2016年)
- Iさん:アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮社、2020年)
- Bさん:山田知生『スタンフォード式 疲れない体』(サンマーク出版、2018年)
- Kさん:八木牧夫『ちゃんと歩ける東海道五十三次 東』(山と渓谷社、2019年)
- Mさん:コンテンツツーリズム学会『地域は物語で「10倍」人が集まる コンテンツツーリズム再発見』(生産性出版、2021年)
- Nさん:星新一『ボッコちゃん』(新潮社、1971年)
- Yさん: 大河内薫『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版、2021年)
- Rさん:モーム『月と6ペンス』(新潮社、2014年)
私は今回、小説作品の紹介を面白く聴きました。小説の魅力を他人に伝えることは難しいものですが、上手にポイントを押さえて面白さや読みどころを紹介してくれたと思います。小説の紹介には、新書報告以上に紹介者のキャラクターが滲み出る気がしました。
次回は引き続きオンラインでグループワーク、その後は教室での新書報告に戻る予定です。徐々に読書のペースをつかんでほしいと思います。