Kさんは池上英洋『いちばん親切な西洋美術史』(新星出版社、2016年)を紹介しました。丁寧な解説に加えて作品の掲載もされており、初心者にも分かりやすく西洋美術が学べるという印象を受けました。エジプト・メソポタミアから現代まで、ここまで時代を網羅して西洋美術史について解説されている本は中々無いのではないでしょうか。西洋美術というとルネサンス以降を注目してしまいがちな私にとって、古代のものから学べる本書は非常に魅力的に感じました。
他の学習や作業に力を入れる時間の確保の為、これより後の新書報告では通常行う一人5分程度の発表ではなく、他の学習や作業に力を入れる時間の確保の為、タイトルと内容を簡単に口頭のみで紹介する方法を取り入れています。その為、当記事でもタイトルと一言のみの紹介とさせていただきます。
相澤先生―中村善也、中務哲郎『ギリシア神話』(岩波ジュニア新書、1981年)
神や英雄など様々なテーマが存在するギリシャ神話について解説されています。私にとっても興味深いテーマなので、ぜひ読みたいと思います。
R―加藤秀俊『取材学』(中公新書、1975年)
取材に取り組む姿勢や技術等、重要なことが網羅されています。資料探しなど学習のヒントになることも書かれています。
Oさん―21世紀研究会『国旗・国歌の世界地図』(文春新書、2008年)
各国の国旗・国歌の意味が学べる本です。通読することで、深く世界を眺めた感覚を味わえそうです。
Nさん―藤川洋子『少年犯罪の深層』(ちくま新書、2005年)
少年犯罪を犯してしまった人のプライベートに踏み込み、その実態を追求していく内容です。自身の考えをまとめるための一つの参考となるのではないでしょうか。後半のゼミ紹介の準備では、仮作成した原稿をもとに打ち合わせをしました。合わせて使用するスライドも用意してあったのですが、私のデータ管理不足で打ち合わせに用いることが出来ませんでした。この失敗を忘れないようにしたいです。メインの紹介内容の方では、話し合いの中でブラッシュアップの要素が見つかったので、参考にしてより良いものに仕上げたいと思います。