こんにちは。ゼミ生4年のOです。今回は、後期のゼミ運営会議とグループワークを行いました。
運営会議で後期のゼミ活動内容を確認した後、相澤先生考案のグループワークを行いました。私たちゼミ生は、当日まで何をやるか知らされていなかったのでワクワクしていました。その内容はずばり、「ポピュラーミュージックの歌詞を鑑賞する」です。キ
リンジの代表曲「エイリアンズ」を鑑賞し、3~4人のグループに分かれて曲の解釈を試みました。
まず各自歌詞カードを読んだ後、曲を実際に聴きました。ゆったりとした曲調で男性歌手2人が歌うメロディーには、どこか切なさを感じました。その後、ワークシートを使いながらまずは一人で歌詞を解釈し、その後グループでお互いの解釈をシェア、最後にグループでまとめた解釈を発表し合いました。
相澤先生が用意してくださったワークシートには、以下のような質問が書かれていました。「曲中の語り手や聞き手はどんな人物か」、「いつ、どこで語られているか」、「どのようなストーリーが歌われているか」、「この曲をどのように楽しむか」…。これらの項目ごとに細かく分析した班もあれば、全体的なストーリーを捉えようとした班もありました。ゼミ生それぞれで多様な解釈の仕方があり、グループで話し合うことで、また新たな解釈が生まれました。
ここでは、グループごとに発表された全体的なストーリー解釈を紹介します。「語り手と聞き手は恋人同士だが、禁断とされる関係(例えば不倫や同性愛)、夜明けになるとその関係を終わらせようとしている」、「自称ミュージシャンの男性が、働き詰めで疲れているまったく他人の女性に寄り添うように歌っている」、「夜中にお酒を飲んで泥酔した男女カップルが千鳥足で踊っている」などがありました。中でも特に多かったのは、「同性愛の二人の関係が終わり、どちらかがいなくなる」予感を感じさせる解釈でした。これは相澤先生の解釈にも近く、多くのゼミ生が曲中の二人の結末はアンハッピーになるだろうと予想していました。
長野で部活合宿したKさんから 差し入れが! |
次回から、通常通りに新書報告を行います。前期よりも活発な質疑応答のある報告会になることを期待しています!