2025年4月16日水曜日

2025年度 前期第2回

 担当教員の相澤です。今日はいつもの教室を離れて図書館のグループ学習室に集合。ゼミで報告する新書の選び方を私がレクチャーし、ゼミ生が実際に新書を選ぶグループワークを行いました。

本ゼミでは、新書報告と題して、毎週自分の選んだ新書について口頭、あるいは文章で報告してもらう活動を行っています。その際、新書は一定の学術的水準を満たしたものを選んでほしいと伝えていますが、玉石混交の中からどういうふうに選べばよいのか。そのテクニックを今日は伝えました。

次に、レクチャーの内容を踏まえて、ゼミ生には自分が読んでみたい新書を3冊選んでもらいました。その後、小グループに分かれて、どんな本を選んだのかシェアするグループワークを行いました。選んだ本・読みたい本には、その人の個性や興味関心が表れます。このグループワークによって、ゼミ生がいろんな関心を持っていることが体感をしてもらいました。

来週は、発表の仕方や文章の書き方をレクチャーする予定です。初回の新書報告に向けて、準備を進めていきたいと思います。

2025年4月9日水曜日

2025年度のゼミが始まりました。

 担当教員の相澤です。2025年度のゼミが始まりました。例年通り、「読んで書いて話す技術を学ぶ」というテーマのもと、読書力と自己表現能力を鍛えていきます。

今年は12名の学生が所属することになりました。継続生が7名、新規生が5名になります。第一回ゼミでは、ゼミの進め方についてレクチャーした後、小グループに分かれて自己紹介ワークを行いました。

今年度は、五年ぶりに大福帳(学生と教員の連絡カード)を復活させました。毎回、授業の最後に学生はゼミでやったことや感想を手書きでカードに書き込み、提出します。私はゼミ生のコメントに返事を書いて次のゼミ時に学生にカードを戻し、毎回必ずやりとりするようにします。正直、手書きでコメントを書くことは、学生にも私にも手間がかかる作業です。しかし、コロナ禍以後使っていたLMS(本学ではmanaba)でのやりとりは無機質でつまらないと感じるようになったため、アナログ回帰してみることにしました。

大福帳でのやりとりをはじめ、ゼミ生の声にしっかり耳を傾けつつ、学ぶ楽しさを全員で味わう一年にしたいと思います。